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【プロ野球】

中村 日米通算2000安打あと5

2013年4月28日 紙面から

DeNA−阪神 1回裏2死満塁、松本の2点タイムリーで、生還した二走中村(左)と三走ブランコ=横浜スタジアムで(武藤健一撮影)

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◆DeNA9−1阪神

 DeNAの藤井が11年ぶりの完投勝利で、連敗を4で止めた。変化球を低めに決めて6安打、1失点で2勝目。打線は1回2死から5連打で3得点、2回にも3点を加えた。ブランコは13号ソロを含む4安打4打点。阪神は小嶋が乱調。

 背中痛もなんの、豪快に13号だ。DeNAのブランコが、7点リードの8回2死から中越えに13号ソロを放つなど5打数4安打4打点の大暴れ。本塁打はもちろん、通算31打点も他を引き離すハイペースで「2冠」をキープする。

 「負けていようが試合展開がどうであろうが1点でも余分に取ろうと思ったんだ。何とか元気をつけるホームランを打ちたかった」

 4連敗中だっただけに何とかバットで勇気づけたかった。そんな思いでも、不安があった。前日(26日)の守りで足が人工芝に引っかかり、背中が引っ張られて痛みを覚えた。「背中で音がしたんでビックリしたんだ」という緊急事態だった。しかし「トレーナーが頑張って治療してくれた。今はまったく問題ない」と驚異的な回復。1回はコンパクトに振り切り左前打、2回と6回にはレフトに二塁打。体調不安を感じさせない、驚くべき4安打だ。

 中畑監督は「追い込まれても粘ってタイムリー。最後のホームランもすごかった。打線の軸として引っ張ってくれる」とその役割の大きさを認める。「ブランコに何とかつなげようと選手が思っている。でっかい存在だな」と絶賛した。 (後藤慎一)

 

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