協会概要
日本選挙キャンペーン協会とは
現在のわが国の選挙キャンペーン事情を概観するに、選挙プロ、選挙ゴロ、選挙ブローカーという言葉が死語にはなっていないほど、未だに前時代的な側面を多く残しており、民間のPR事情や諸外国の選挙PR事情と比べ、大きく遅れているのが実状である。
ここ1～2年のネット解禁を巡る公職選挙法改正に向けた動向一つを見ても、選挙期間中のサイト更新ができないなどという前時代的な"日本的常識"が未だまかり通っている。一方で、従前の政治家立候補の三条件といわれた、「地盤・看板・鞄」の壁は殆どなくなり、一般社会人をはじめ、誰でも簡単に立候補・当選できるように変化してきた。
そうした時代のニーズ、変化に対応した、「選挙新時代」に相応しいコンプライアンス、選挙キャンペーン手法が求められている。徹底したコンプライアンスと同時に、選挙先進国となるに相応しい選挙運動のあり方を抜本的に見直し、グローバルスタンダードに適った、有権者が誇りの持てる、満足できる選挙PR活動が要求されてきており、選挙に携わる我々関係者も自己研鑚に励み、学習し、情報交換の重要性を認識するに至った。
上記の視点に立ち、この度、主にわが国の選挙キャンペーン（PR）に於ける、戦略・戦術のブラッシュアップと、関係者の情報共有、各種所在情報、キーマンネットワークのデータベース化、同時に、世界の選挙キャンペーン（PR）事情を調査・分析し、内外のキーマンとの人的交流等を通じ、わが国の選挙キャンペーン事情の向上を図るため、ここに「日本選挙キャンペーン協会」を設立するものである。