バレーボール:代表へジュニア層強化 担当GM設置
毎日新聞 2013年04月24日 19時28分
日本バレーボール協会は24日、東京都内で臨時理事会を開き、新たに強化担当GM(ゼネラルマネジャー)を設置するなどの新強化組織体制を承認した。現在、年代別に行われているジュニア層強化を、日本代表に向けた人材発掘や育成につなげることが目的。同協会の森田淳悟強化事業本部長は「世界的な流れとは違い、日本では強化の一本の柱ができていなかった。小学校から大学まで、スムーズに強化できるようにしたい」と語った。
強化担当GMには、桑田美仁(はるひと)元サントリー監督が就任。従来の強化委員長より人材発掘や育成に重点を置いた新設の育成強化委員会ディレクターに、女子は84年ロサンゼルス五輪銅メダルの三屋裕子氏、男子は植田辰哉・前男子日本代表監督が就いた。男女の強化委員会は発展的に解消した。【芳賀竜也】