できごと橋下市長の任命責任は?大阪市、公募の前東住吉区長を分限免職 経歴虚偽など理由に2013.4.26 10:48

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橋下市長の任命責任は?大阪市、公募の前東住吉区長を分限免職 経歴虚偽など理由に

2013.4.26 10:48 west政治
和田智成・元大阪市東住吉区長

和田智成・元大阪市東住吉区長

 大阪市は26日、重要な会議への欠席などを理由に3月末で更迭され、人事室付となっていた前公募区長の和田智成・東住吉区長(51)が、年金記録に関係する文書を改竄(かいざん)し、市に提出していたなどとして、地方公務員法に基づき分限免職処分とした。自身の経歴に関しても虚偽報告をしていたという。

 市によると、3月、和田前区長について市民から経歴について問題点を指摘する情報提供があった。市が和田前区長に事実確認を行ったところ、経歴の一部について虚偽の回答を行ったという。

 公募区長を市政改革の目玉とした橋下徹市長は、面接など自ら公募区長の選考に関わっており、任命責任問題に発展する可能性もありそうだ。

 和田前区長は会社役員や経営コンサルタントなどを経て、昨年8月、公募区長に就任。しかし重要な会議への欠席や担当部局との調整力不足、他の区長に対する暴言などを理由に、橋下市長が「組織人としての適格性に欠ける」として3月末で更迭した。

 区長は市長に次ぐポストに位置づけられ、年収は外部登用者は約1400万円、市職員の場合は約1200万円。

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