2013年04月27日

韓国の方々よ、そう騒ぐな〜〜損をするのはどちらか?

1. 騒動の動機は「恨み」だけなのだろうか?

 日本で愛国的な動きが強まると必ず、中韓において口先介入が起こる。日本のマスコミはそれを感情面だけで捉えてその裏側を分析することをしない。さて中韓とも共通している点と言えば世界の主要都市において必ず独自の町を作る。チャイナタウン、コーリアタウンがそれである。この集団はいわば「芝生における紫草(仮称)」のようなもので、始めは小規模だが徐々に芝生全体を枯れさせてしまう。その植物学的な理由はよく分からない。
 そういう現象を西洋人はよく理解しているから本能的に警戒する。戦前のユダヤ人排斥運動なるものもそういう視点で捉えなければならない。ユダヤ人の場合彼ら独自の金融システムを作り上げ、ドイツ社会が作りあげてきた伝統的制度を内部から食いつぶしていった。伊のミラノの下町を散歩していると子供達が「チネーゼ」だと陰でこそこそ話しているのが聞えるが、そういう奇妙な習慣は今でも残っている。

2. 日本におけるコーリアタウン

 自分の町には在日は居ないと思っているのは認識不足で、従来の人種差別はいけないということになっていたから殊更口に出さなかった。横浜の旭区にも多い。何故韓国人が日本に住んでいるかと言えば日韓併合の時に強制的に連行されたから、という表面的理由になっている。しかし戦後もなかなか母国に帰ろうとしない理由は、日本は何よりも安全だし仕事も見つかりやすい。外国人にも私財蓄積を許すという法制度になっているからだろう。しかし隠れた最大の理由はこの国には兵役がない、という点だ。そこで日本の国籍もとらず仕事に精を出していれば小さなコーリアタウンで一生安泰に生きることが出来る。加えて学校もあるから母国語の継承にも問題はない。
 そういう天国が、もし日本が国防強化の方向へ舵をとれば事態は一変する。徴兵制は直ぐには立法化は困難だが、志願兵公募の開始はあり得ない話ではない。そういう時代になれば第3国人にとって日本は極めて住み難い国に一変する。日本に蓄積した財も放棄して母国か、別の国へ移住しなければなるまい。

3. 大国の抱える弱点

 中国という大国も相当の弱点を抱えていると時折驚嘆することがある。人口が多すぎることからくる政治的・経済的な不安定。おそらく中国は今でも蓄財を固定する制度(註1)が未発達なのであろう。だから幹部は海外へ資産を運び出すのだ。
 また米国といえども同様の弱点がある。ニューヨークタイムスの論評に代表される米国の苛立ちはそのまま大国にも固有の「紫草」のあることを示唆している。その一つが軍産複合体制であろう。もし日本が米国の安全保障体制から逸脱すれば一番困るのは米国で、むしろこれはわが国にとって絶好の主体的国防を確立するチャンスかもしれない。

 さて纏めに入るが、韓国と日本とは対共産圏への共同戦線を張るという点で同盟国であらねばならない。最近のやや右翼的の見られる衝動は中国の海洋進出が齎したもので日本独自の右翼化ではない。もし頑なに対日強行路線が継続するならば、在日朝鮮人にもプレッシャーがかかりコーリアタウン等も維持できなくなる。そうした場合、続〃と朝鮮半島へ向かう大量の帰国民を受け入れる準備があるのかと聞きたい。今は小異を捨てて大同につくという例え通り、日本人の現実的スピリットを良く理解するような努力をすべきではないか?

註1:
 先日司法書士の方と雑談していたら、古代オリエントの社会に登記制度があったらしいという話になった。登記を英語で何というか、といえば驚くなかれregistered で記帳するという語である。
郵便の書留と同じ単語で、この言葉が土地登記に転用された訳だがその前提条件として土地区画の実測図(公図)が必要になる。中国の場合北京等の一部の大都市圏を除けば公図の作成と管理は不可能であり、恐らく地域の豪族が力で管理していたのであろう。今は豪族が共産党に代替わりしただけの話である。

Posted by rakuinkyo at 12:10  |Comments(0)TrackBack(0) | 日本文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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