卒業を前に、約7千人を集めたコンサートのステージに臨む桑原みずきさん(中央)=4月14日、名古屋市南区の日本ガイシホール、AKS提供 |
■高知出身、在籍5年
【聞き手・阪本輝昭】名古屋・栄を拠点に活動し、昨年暮れのNHK「紅白歌合戦」に初出場を果たすなど勢いを増すアイドルグループ「SKE48」。その第1期生として活躍した高知県出身の桑原みずきさん(21)がグループを卒業することになった。女優という大きな夢に向かっての前向きな決断という。SKE48での5年間を振り返ってもらった。
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4月18日に開かれたSKE48劇場(名古屋・栄)での公演をもって、メンバーとしての出演を終えました。劇場での公演が大好きで、劇場がSKEのすべてだという思いをもって活動してきたので、公演開始前はさすがに寂しかったです。でも、いつものように全力で演じきり、メンバーやファンとの思い出もつくることができて、今は未練も寂しさもありません。
お芝居へのあこがれが小さな頃からあり、ずっと女優になることを夢見てきました。5年前にSKEの1期生募集に応募したのも、その夢に近づくきっかけをつかみたいと思ったから。ただ、アイドルの世界は独特で、はじめは戸惑うことも多くありました。
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