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20世紀型リーダーシップ、21世紀型リーダーシップ

2013/04/27


とある学生と、リーダーシップについて語り合いました。


20世紀型のリーダーシップ

リーダーシップには2つのパターンがあります。

まずは20世紀型のリーダーシップ。このリーダーの特徴は、

・お金で人を縛る
・上限関係を演出するため、厳格な命令を与える
・創意工夫は求めない
・命令に違反した際は、罰則を与える

なんてところが特徴になります。裏返しとして、ここで働く人たちには、

・言うことを聞いてさえいれば、お金はもらえる
・命令を守る
・創意工夫はしない
・命令違反をしないよう、注意する

なんて規律・文化が求められます。ちょうどイメージ的にはチャップリンの「モダン・タイムス」における労働スタイルが当てはまるでしょう。チャップリンたちは、工場長の命令に忠実に、それこそ機械のように働いています。


21世紀型リーダーシップ

対して、これからの時代のリーダーシップは、次のような特徴で形容できます。

・お金で人を縛らない。極論、お金を出さずに人を働かせることができる
・フラットな関係性を演出するため、極力命令は与えない
・常に創意工夫を促す
・罰則は与えない。よく選別した上で人を巻き込むので、罰則を与えなければいけない場面には陥らない

一方で、働く人には次のような規範・文化が求められます。

・お金は必要だが、お金のために働かない
・判断力を用いて、命令なしで動く
・常に創意工夫する
・自分に合った「文化」を持つ職場に参加する


こちらの事例としては、自由でユーモラスな社風で有名なザッポスなんかが象徴的でしょう。書籍「ザッポスの奇跡」からは、新しいリーダーシップの実践を読み解くことができます。

家入さん率いるLivertyからも、21世紀型のリーダーシップを垣間みることができます。まさにここは、お金で人を縛らない組織です。


もう一点重要なのは、21世紀においては労働者に対してもリーダーシップが求められるということです。

「自らが発見した問題」を組織的に解決するためには、能動的に人を巻き込んでいくことが求められるからです。たとえば労働者が「このプロジェクトのここがおかしい!」と気づき、創意工夫をして、チームに改善プランを提出するとき、彼は「人を巻き込むリーダー」でもあるわけです。リーダーシップがなければ、チームの決済を改善プランが通ることはありません。


柳内社長が語るように、これからは「年収100万円と年収1億円」の労働者に分かれていくのでしょう。この格差の源泉となるのは、まさにリーダーシップのスタイルだと思います。20世紀的なリーダー・労働者は年収100万に近づいていき、21世紀的なリーダー・労働者は下方圧力から逃れやすくなります。


というわけで、みなさんの職場は、どちらのリーダーシップが見られていますか?みなさん自身は、どちらのリーダーシップを備えていますか?ぜひ考えてみてください。


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