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米大型クルーズ船 横浜港を出港
4月27日 23時40分

米大型クルーズ船 横浜港を出港

このところ日本で外国の大型クルーズ船の運航が相次ぐなか、27日、アメリカのクルーズ船が横浜港を出港し、中高年の夫婦などが大型連休を利用した船旅に向かいました。

出港したのはアメリカの大型クルーズ船「サン・プリンセス」で、全長が261メートル、最も高いところで20階建てのビルと同じ高さがあり、客室以外にプールやレストランなどもあります。
今回は日本人を中心におよそ1500人が、大型連休中の10日間で広島や福岡、韓国のプサンなど4つの都市を巡ります。
旅行会社などによりますと、このところ、国内の港を起点に日本各地や韓国などを短期間で周遊する外国の大型クルーズ船が相次いで就航しており、ことしは4つの外国船が運航します。
大型クルーズ船は多くの人を乗せることが可能で、それに伴って料金も従来より比較的安く抑えることができることから、日本でも中高年を中心に利用する人が増えているということです。
夫婦で乗船するという神奈川県の50代の男性は、「値段も手ごろで、横浜から乗船できるので便利だと思います。大型連休をゆったり過ごしたいです」と話していました。
船会社のアラン・バクルー社長は「日本の市場には潜在力な需要があり、アジアでことしだけで2万人、来年は10万人の乗客を見込んでいる」と話しています。

クルーズ船の利用者急増

国土交通省によりますと、クルーズ船を利用した日本人は国内と海外合わせて去年は21万7000人と、前の年に比べて16.2%増え、これまでで2番目に多くなりました。
このうち、アジアを周遊するクルーズ船の利用者は4万4100人と、前の年に比べて1.6倍に増えており、定番の「地中海」などを含めたヨーロッパエリアと比べても、注目度は高くなっています。
こうした背景には、横浜港や博多港などを拠点に、アジアを周遊する外国のクルーズ船が増え、気軽に船の旅を楽しみやすくなっていることがあるとみられていて、今後、外国のクルーズ船の就航が増えることが予想されます。

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