「在特会とオウム信者とフリーライターに人権はない(笑)」
日記・雑記
って久々に(でもないか)暴言を書きたくなったのが、これ↓
「
在特会、人権救済申し立て『デモで抗議側から妨害受け』」
(朝日新聞デジタル 2013年4月26日18時52分)
桜井(高田)誠って人には個人的に先月3日の
日侵会の浅草デモが終わった後に花川戸公園で一度会って話した(途中で無理やり会話を打ち切られて追い出された。その模様は
こちら)で映像で紹介)きりなんだけど、まあ確かに弁は少しはたつなという感じはしたし、もう少し頭のいい人物かとも思っていたんだけど、昨今は逃げまくっているらしく新大久保にも来ないし、さらには上の記事を読むに、やっぱりコイツも単なるヘタレだったかと感想を覚えた次第だ。
というのは、ようするに「
お前らオウム真理教レベル以下の連中じゃん」と。
というのは私は1999年前後に、当時オウムが転入していた各地の自治体が信者の住民票の転入届不受理や麻原彰晃の子供の就学拒否を行なったり、地元住民たちが「オウム信者出て行けー!」「麻原殺せー!「悪魔のお前たちに人権はないー!」とかデモをやったりしてた様子を、教団側と自治体・住民側の双方に取材しながら記事を書いてた時期があったんです(その一端をまとめたのが『
町にオウムがやって来た』という共著で、当時過激にぶつかり合っていた住民と信者の両方に、後日手記やインタビューに応じてもらって私が何とかまとめた本。世間からはほぼ黙殺されたほか、出版不況の煽りで取次会社が潰れたおかげで書店にも並ばなくなっちゃった幻の本なので、この際どさくさ紛れに宣伝)。
その際に住民や自治体側からよく返ってきた反応が「アンタはようするにオウム側の味方なんだろー?」というもの。
実際『週刊新潮』の記者からも当時取材を受けて「
岩本さんはオウムの人権を守ろうとする立場なんですよね?」と盛んに聞かれたことがあったんだけど「いや〜、
私はオウム信者とフリーライターに人権はないとすっと言い続けていますよ。ぬはははは」って答えてたんだけど、記事になんなかった(笑)。
だって本当にそう思ったんだよね。フリーライターーに対する出版界や世間の扱いの程度を新潮社や『週刊新潮』という大手出版社や大手週刊誌の笠に守られてる連中に言ってやりつつ、自分が接してきたオウム教団や信者への違和感も率直に言ったつもりだった。
というのも、オウム教団が「住民票不受理」とかに対して「憲法違反だ」とかいう理由で反論するのに、どうしても納得できなかったからだ。「お前ら世俗を捨てたうえで大量殺人をやるくらいの宗教に行ったんだろ? だったらぶっ殺されるくらいの覚悟で自分の信仰を貫いてみせるべきだろう。なのに今さら『憲法違反だから』どうこうとか言えんのかよ?」と。
だから今の在特会や日侵会に対して覚えたのと同じようなところがある。即ち「単にお前らがヘタレだからそうなるんだ、馬鹿野郎!」と。
ま、そんなことを言ったり書いたりしたおかげで私、「人権派」を敵に回しました。上記『町にオウムがやって来た』の出版後にも、同書中で批判されてる某人権と報道・連絡会というところから400字詰め原稿用紙換算で確か20枚くらいの抗議文というか質問状をもらったんで、3日がかりで同100枚分くらいの「謝罪(はごく一部で大半は反論文」を書いて送ったところ「岩本様とこれ以上議論をすることは生産的ではないと考えます」との返事が来たんで「私もそう思います」――と答えたところで、論戦はほぼ終了。
だから俺、「人権派」は大っ嫌い。
あ、それで、これは前にも書いたことだけど、創価学会が系列出版社の雑誌を総動員して『週刊新潮』攻撃を行なっていた際に、『潮』の編集者さんから「週刊誌をどう読むか?」という記事を頼まれたことがあるんですよ。この編集者さんには上記『町にオウムがやって来た』の発行時にも誌面でレビュー記事を書かせていただいたし、「そんなにウチと新潮とのことを気にしなくても結構ですから」と言われたんで、取材(今だから言ってもいいと思うけど、あの『ネットと愛国』の安田浩一さんにも取材しました)をしたうえ原稿冒頭から
「
私は『週刊新潮』のファンである。」
という一節で書き出したら、校了日まで大揉めになっちゃってさ(笑)。編集者さんからの「わかるんです! わかるんですが!」という携帯での悲痛な声を、たまたま当時休刊の間際だった『噂の眞相』編集部に行く途中でもらったんで、ついでにタレ込んでやろうかとも思ったんだけど、可哀想なので止めた。以後『潮』からの原稿依頼はない(ギャラも支払いも良かったんだけどねえ)。
そんなわけで、こちとら人権派もオウム真理教(現在は『Aleph』と『ひかりの輪』も自治体も一般住民も創価学会も味方につけず、「オウム信者とフリーライターに人権はない」と公言し、経済的に困窮したあげくに生活保護をもらい、それでもなおかつ上記の通り桜井さんが浅草の路上で「
シナ人殺せー!」と大絶叫した後に直撃インタビューしたほか、先日(4月21日)のデモ前集会で後ろから羽交い絞めにされて公園から追い出されたにも拘らず日侵会代表の菊川あけみさんたち(彼女らがツイッター上で私に対して書き込んだメッセージは
こちら)
だから、そういう連中が
>許可を得たデモであるにもかかわらず、
>デモに抗議する人たちから暴行・妨害を受けたこと、
>「ヘイト」「レイシスト(人種差別主義者)」などと決めつけられたことが、
>人権侵害に当たると主張している。
と言ってること自体「
け(笑)」と言うほかありませんな。
「デモに抗議する人たちから暴行・妨害を受けたこと」というけど、私なんか花川戸公園でも大久保公園でも(映像を御覧いただければわかる通り)別に暴行も妨害も働いたわけでもないのに関わらず、普通に撮って質問してただけで背後から羽交い絞めにされたりしながら追い出されたし、twitterでああいうことも書かれたにも拘らず、別に「人権侵害」だなんて訴える気はないけどね。「お前らのバカさ加減をよく撮らせてもらえてありがとうよ」ってなもんで。
で「『ヘイト』『レイシスト(人種差別主義者)』などと決めつけられたことが人権侵害に当たる」と言うけど、会長自ら公道上で「シナ人殺せー!」と叫んだり、「あえて言おう 朝鮮人はカスであると」「良い韓国人も悪い韓国人もどちらも殺せ」とかいうプラカードを掲げて公道を堂々と歩いてたんだから、むしろ「レイシスト」と言われたことを誇りに思ったらどうだ? むしろ我々は「レイシスト(人種差別主義者)である」と堂々と公言しつつ、例え沿道から罵声やら何やらを浴びながらも、堂々と自分の主張を述べれば良いのだ。
そこで「言論・表現の自由」を振りかざすなら、甘ったれるな。
「言論・表現の自由」ってのは「責任」が伴なうものであって、それがはたせないヤツの表現や言論なんてのは別に法律に任せるまでもなく、とっとと淘汰されていくのが「世の中」なんだよ。少なくとも、実名(戸籍上の名前。何代か先に朝鮮半島出身者がいたかどうかは何ならこれから調べても調べてくれてもいいけど別に気にならないな。今の天皇陛下だって「朝鮮半島とのゆかりを感じている」と言ってるし、俺にもそういうものがあったら面白いなと)や住所や電話番号やメルアドも公開している私に言わせれば、匿名でそんなことをホザくバカは、これから先に状況がややこしくなりかねない前に、とっととすっこんでろ。
だからねえ、「レイシスト」と自認すればいいヤツらが「人権救済」を求めてきたということ自体が、その思想や主張の是非以前に情けなくてしょうがないし、はっきり言って「オウム以下」ですね(といったら現役や元の「人権のない」信者に対しても失礼なくらい)。せめてテメーの思想信条や主張を発するためには、世界中を敵に回してイリーガルな存在になることも覚悟のうえで言えよ、桜井(高田)誠くん。

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