第0話「因果律」と「生命の書」
―私、いや私たち人類、はたまた生命を持つものの
過去、
現在、
未来の活動・歴史は、
もう決まっていることなのかもしれない。
―ミカエルをはじめとする七大天使の
言葉、声、霊が生み出した記録者"リピカ"は、
魂すべての活動の記録を
「生命の書」に残した。
ブラヴァツキー夫人著・「The Secret Doctrine」より
― N暦0015年。
ニホン某所。
そこには世界を股にかける友愛団体、
「天使との約束の会」の総本山がある。
地上は500m、地下は5000kmまであるそのビルでは、
会員にしか知り得ない極秘な活動が日々行われている。
最下階・地下666階。
中年の男がひとり。
平然と男が佇むそこには、まるでこの世のものとは思えない光景が広がっていた。
龍が火を吹き、
獅子がまばゆい光を発し、
蜂が雷・鮫が津波を起こし、
狼が津波を氷に変え、
恐竜が地割れをつくり…
「君たち、天使と戦う覚悟は…あるかな?」
男がそう呟くと、
化け物たちは鈍いうめき声を挙げた。
「天使と約束の会」の目的とは
この化け物たちは一体何なのか
すべては男の手の中にある。
ここまで厨二。
こっからも厨二w
次回からが本編!お楽しみに!
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