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「広告批評」島森路子さん死去4月23日 20時26分
広告を大衆文化と結び付けて批評した雑誌「広告批評」の編集長として活躍した島森路子さんが、23日、呼吸不全のため東京都内の病院で亡くなりました。
66歳でした。
島森さんは秋田県の出身で、東京の大学を卒業後、大手出版社で編集に携わりました。
その後、コラムニストの天野祐吉さんが立ち上げたプロダクションに移り、昭和54年には天野さんと「広告批評」を創刊して、テレビコマーシャルや雑誌などの広告を、その時代の大衆文化の視点から批評しました。
昭和63年に天野さんから編集長を引き継ぎ、タレントやアーティストの新しい才能を見いだしたインタビュー記事や、政治や経済を巡る話題を取り上げてきました。
また、ニュースキャスターやコメンテーターなど、テレビ番組でも活躍しました。
島森さんは、「広告批評」が休刊した平成21年ごろから体調を崩し、その後、肺炎などで入退院を繰り返していましたが、23日午前1時半に、呼吸不全のため、東京都内の病院で亡くなったということです。
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