4回、本塁打を放ち新井貴浩(左)に迎えられる阪神・新井良太=横浜スタジアム(撮影・中川春佳)【拡大】
(セ・リーグ、DeNA5-10阪神、4回戦、阪神3勝1敗、26日、横浜)阪神の新井良がチーム24試合目で今季初本塁打を放った。四回1死から兄の新井貴が左翼線二塁打。次打者として高崎の低めのスライダーを完璧に捉え、左中間スタンドに運んだ。「ほっとしたというか、早く一本がほしいのが正直な気持ちだった」と安堵した。
今季は開幕から4番を務めたが、5日に走塁で左脚を故障して離脱。代わって4番に座ったマートンらの好調もあり、7番に下がった。昨季11本塁打の主砲候補は久々に存在感を示し「一本出たことをいい方向に持っていきたい」と口も滑らかだった。(共同)
鳥谷(2号2ラン)「どんどん振っていこうと考えた。しっかりスイングできて良かった」
メッセンジャー(八回途中5失点も3勝目)「先発は勝ちが付くのが大事。(味方攻撃の時間が長く)やっぱり投手は休憩が長いとやりにくい」
阪神・水谷チーフ打撃コーチ(新井良に)「いい形で打った。ボール球を振らんかったのも良かったな」