ゾウビ大臣は、26 日金曜に放送されたロシアトゥデイのインタビューで、「シリア政府は、たとえ化学兵器を保有していたとしても、反体制派グループに対してそれを使用することはない」と語りました。
また、「この決定は、政治的なものであるだけでなく、シリア政府が守る道徳的、イスラム法的な決定であり、そのような行動を取ることはない」と述べました。
この後、シリア外務次官も、シリアが北部のアレッポへの国連調査団の派遣に合意したことを明らかにし、「シリア軍が化学兵器を使用したとするアメリカやイギリス、フランスなどの一部の西側諸国の主張は完全な偽りだ」と述べました。
イギリス外務省の報道官は、25日木曜、「イギリス政府は、サリンガスなどの化学兵器をシリアが使用した証拠を握っている」と述べました。
シリアのテロリストは、3月19日にアレッポの村で化学兵器を使用し、これにより、少なくとも24名が死亡しました。
これを受け、シリア政府は、国連のパン事務総長に対し、調査団を結成するよう求めていましたが、フランスとイギリスは、世論の目をそらすため、シリアの複数の地域で4ヶ月前に同様の事件が起こったと別の主張を提起しました。