日本酒「斗南の桜」完成(2013/04/26 22:56)
種市一正市長(中央)に発売の報告をし、記念撮影に納まる佐々木清会長(右)と鄭煥書社長
 三沢市観光協会(佐々木清会長)が初めて企画した吟醸純米酒「斗南の桜」が完成した。旧会津藩士広沢安任らが同市に移住、新天地とした斗南藩と、会津藩が舞台のNHK大河ドラマ「八重の桜」にちなんで命名した。28日に市内の2販売店で発売される予定で、関係者は「三沢の新たな名物にしたい」と意気込んでいる。(内沢浩) 
 斗南の桜は、おいらせ町の酒造会社、桃川(鄭煥書社長)が製造で協力した。同社によると、青森県産米を使用し、やや辛口で口当たりが良く、香りが高いのが特徴。
 ラベルには、同市の道の駅みさわ斗南藩記念観光村の風景に桜の花をあしらい、瓶には市の観光情報を記したPR札も付した。
 発売に先立ち25日は、佐々木会長らが市役所を訪問し、種市一正市長に報告した。佐々木会長は「三沢の名物として定着するよう努力したい」と意気込みを披露。鄭煥書社長は「会社として市をバックアップできるよう頑張っていきたい」とあいさつした。
 これに対し、種市市長は「お土産に利用させていただく。新たな名物になればいいですね」と期待感を表していた。
 斗南の桜は720ミリリットル入りで、価格は税込み1300円。初回は300本の限定販売だが、追加発注も可能だという。27日に開幕するみさわ桜まつりのセレモニーで振る舞われる。
 問い合わせは同協会=電話0176(59)2311=へ。
【写真説明】
種市一正市長(中央)に発売の報告をし、記念撮影に納まる佐々木清会長(右)と鄭煥書社長

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