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雅子さま１１年ぶり海外公務へ、オランダとの深い絆

　２８日、１１年ぶりの海外公務に出発する雅子さまが、訪問決定後、はじめて公の場に姿を見せられました。雅子さまを迎え入れるオランダは今回の訪問をどのようにみているのでしょうか。

　沿道から拍手が沸き、笑顔で手を振られる皇太子妃雅子さま。皇太子ご夫妻は、２８日から６日間の日程でオランダを訪問されますが、２６日は天皇皇后両陛下に出発前の挨拶をしおよそ３０分ほどで皇居をあとにされました。

　１５世紀に建設され、オランダの王が代々即位式を行ってきた教会。皇太子さまと雅子さまは３０日、イギリスのチャールズ皇太子夫妻らとともに、ウィレム・アレキサンダー新国王の即位式に参加します。

　長い療養生活を送っている雅子さまは、なぜ１１年ぶりとなる海外公務を決意したのでしょうか。

　「皇太子ご一家は、’０６年にオランダに２週間滞在されご静養されています。アレキサンダー皇太子ご一家と、本当にいい時間をお過ごしになって親しい間柄をつくられた」（皇室ジャーナリスト近重幸哉氏）

　そのオランダは、今、アレキサンダー新国王の即位式に向け、活気に満ちあふれています。

　デパートの上には、巨大な王冠。町にはベアトリックス女王とアレキサンダー新国王の顔写真があふれています。

　新国王誕生に沸く国民ですが、その理由の１つが・・・

　「新国王はそこまで人気はないけど、新国王の妻・マキシマ妃はものすごい人気だよ」（オランダ国民）

　新国王の妻・マキシマ妃。ニューヨークの銀行に勤務していた元キャリアウーマンで、実はオランダではなく、アルゼンチン出身なのです。

　「普通の人がお姫様になって、女王になるなんて、ロマンチックなおとぎ話みたいよね」（オランダ国民）

　では、日本のプリンセス、雅子さまについて聞いてみると・・・

　「テレビで１回見たことあるわ。かわいい女性ね」（オランダ国民）

　先週、雅子さまのオランダ訪問が決まった際には、ニュースとして取り上げられていました。ある新聞は、雅子さまを「ストレスプリンセス」と紹介。オランダ訪問をめぐって、日本国内に賛否両論が出ていると記した上で、こう締めくくっています。

　「オランダ訪問は雅子さまにとって、新たなチャンスとなる」（ＮＲＣ紙・１８日付）

　１１年ぶりとなる海外公務。雅子さまは主治医も同行し、２８日にオランダへ向け、東京を=PH/$5$l$^$9!#!J26日17:21）