［東京 ２６日 ロイター］ 日本と東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）が、初の財務相・中央銀行総裁会議を開催する方向で最終調整していることがわかった。新たな金融協力の枠組みなどをめぐって議論が行われる見通しで、日本と加盟各国との通貨融通に関する協定の締結や、日本が外貨準備で加盟国の国債を購入する案などが浮上している。
複数の政府筋が明らかにした。会議はインドで行われるアジア開発銀行（ＡＤＢ）年次総会に合わせ、５月３日に開催する方針。加盟国との間で２国間の通貨融通協定を締結するなど、金融危機発生時に備える対策などを議論する。
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