[伝書鳩]今日のニュース
網走桂陽高商業科が課題研究発表会
[2011/01/22掲載]


地域経済 高校生の視点で

3年生1年間の成果を報告

 地域の商業課題を高校生の視点で考える、網走桂陽高校商業科の課題研究発表会が20日、同校で開かれた。

 同校は、地域で起業する人材などを育成するための専門科目を、同科に取り入れている。1年間の学習のまとめとなる発表会では、同科の3年生75人が研究成果を報告した。

 研究内容は、市内二ツ岩地区にあったオホーツク水族館(平成14年閉館)の再利用や、市内菓子店と共同による新商品開発による地域活性化など。

 このうち、21年に撤退した商店街APT4の商業施設・ラルズ網走店の施設活用をテーマにしたグループは「複数のテナントを入居させ、来店者にタクシー割引券などを発行することで施設の活用が可能になるのでは」などと意見を述べた。

 同校は「研究をきっかけに将来、桂陽高校出身の起業家が誕生してほしいです」と話していた。 (玲)


[網走市/教育・経済]

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