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三洋ブランド消える パナソニック 新エネループ発売

 パナソニックは26日、子会社の三洋電機の充電池「エネループ」の新シリーズを発売した。「SANYO」のロゴを外し、「Panasonic」に変更。かつて家電大手の一角を占めた三洋の社名をブランドとして付した商品は、国内ではすべてなくなった。

 パナソニックは2009年に三洋電機を子会社化。事業統合を進め、三洋ブランドを整理してきた。コメ粒からパンをつくる「ゴパン」、携帯型カーナビ「ゴリラ」など三洋の人気商品は、商品名を変更せずに、パナソニックブランドに衣替えした。

 ただ、エネループの新シリーズは「Panasonic」のロゴが目立ち、これまでの三洋ブランドの商品とイメージが異なる。一部の消費者から「エネループの認知度の高さを生かしていない」との指摘も出ている。

 エネループは05年に発売。充電後の自然放電を少なくし、国内シェア約6割のヒット商品となった。パナソニックも独自の充電池「エボルタ」を販売しているが、当面はエネループと併存させる方針だ。

 三洋ブランドは、中国向けの大型空調など海外で一部存続している。

[ 2013年4月26日 17:33 ]

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