快進撃を見せた羽生結弦は、環境変化をうまく取り入れ、自らの成績に直結させた。カナダ・トロントに練習拠点を移し、ブライアン・オーサー氏のチームによる指導を受けたことが功を奏したといえる。
■羽生、SPで世界最高点を2度更新
4回転2種類をコンスタントに降りるハビエル・フェルナンデス(スペイン)や、これまでとは味わいの違う振付師のデイビッド・ウィルソンとジェフリー・バトルの両氏らから新しい刺激を受けて、技術も精神面も変化。「英語なのですぐに言葉が出ないぶん、いったん自分の中でよく考えるようになり、自分と向き合うシーズンになった」と話す。
GPファイナルで銀メダル、世界選手権で4位という順位もさることながら、ショートプログラム(SP)で世界歴代最高点を2度更新するなど、話題を集めたシーズンだった。もともとジャンプの能力に優れ、柔軟性を生かしたポジションも美しい。スピード感や基礎スケートといった新しい魅力を磨き、ジャッジが高く評価する正統派の滑りへと近づきつつある。
今季後半で活躍を見せたのは無良崇人。4回転ジャンプのダイナミックさは、もともと日本男子の中でも群を抜いていた。米コロラド州での合宿の成果もあり、スケーティング力がつくと一気に世界の舞台へと躍り出た。「会場の雰囲気にのまれにくくなった」といい、自信を手にいれた意味ある1年。来季はフリーで4回転2本に挑戦する計画だという。
■小塚、安定感ある滑りで復調できるか
小塚崇彦はシーズン後半、けがに悩まされた。しかし、前半戦は4回転ジャンプの調子も上向きで、GPファイナルにも進出。右足にけがを抱えていた全日本選手権では、ジャンプミスを連発して総合5位に沈んだが、4月のB級国際大会で復帰し、アダム・リッポン(米国)をおさえて優勝。来季に向けては、安定感のある滑りを武器に調子を取り戻してくるだろう。
同じくGPファイナルに進出した町田樹は、シーズン前半にピークが来てしまった。12年のオフシーズンにはアイスショーでも4回転ジャンプをバンバン決めており、10、11月は絶好調。ところが12月の全日本選手権では別人のようにジャンプのタイミングが狂ってしまっていた。この反省をもとに、来季は12月の全日本選手権に目標を定め、五輪や世界選手権の出場を狙ってくるはずだ。
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タイガース | (8:05) | ブレーブス |
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アスレチックス | (11:05) | オリオールズ |
ロイヤルズ | (9:10) | インディアンス |
レッドソックス | (8:10) | アストロズ |
マリナーズ | (11:10) | エンゼルス |
ホワイトソックス | (9:10) | レイズ |
ツインズ | (9:10) | レンジャーズ |
ヤンキース | (8:05) | ブルージェイズ |
マーリンズ | (8:10) | カブス |
ナショナルズ | (8:05) | レッズ |
ダイヤモンドバックス | (10:40) | ロッキーズ |
ドジャース | (11:10) | ブルワーズ |
メッツ | (8:10) | フィリーズ |
カージナルス | (9:15) | パイレーツ |
パドレス | (11:10) | ジャイアンツ |
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