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ドコモiPhone対抗の料金割り引きで減益
4月26日 20時27分

携帯電話大手「NTTドコモ」のことし3月期の決算は、アップルのiPhoneを扱う携帯電話会社に対抗するために打ち出した料金の割引で、販売経費がかさんだことなどから、営業利益が前の年を下回り、6年ぶりに減益となりました。

NTTドコモが発表したことし3月期の決算によりますと、売り上げに当たる営業収益は4兆4701億円余りで、前の年に比べて5.4%伸びました。
しかし、本業のもうけを示す営業利益は8371億円余りで4.3%減少し、6年ぶりの減益となりました。
これは、ドコモの顧客がiPhoneを扱う「KDDI」や「ソフトバンク」に流れる傾向が強まり、対抗策として打ち出したスマートフォンの料金の割引で販売経費がかさんだことが主な要因です。
NTTドコモでは今後、スマートフォンの新商品を投入するとともに、通信販売や映像配信などのコンテンツを充実させ、収益の改善に力を入れていきたいとしています。

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