情報収集衛星の4基体制確立 4号機が本格運用開始内閣衛星情報センターは26日、1月に打ち上げた情報収集衛星レーダー4号機が本格運用を始め、既存の衛星と合わせて地上のあらゆる場所を1日1回以上撮影できる「4基体制」が実現したと発表した。政府が目標としていた4基体制の運用は初めて。 情報収集衛星は1998年に導入が閣議決定されて以来、約9200億円が投じられている。4基体制の確立は、打ち上げ失敗などで当初計画より10年近く遅れた。 同センターによると、レーダー4号機は打ち上げから約3カ月で初期の調整や機能確認を終えた。レーダー衛星は、夜間や曇りでも地上を監視でき、約1メートルの物体を見分ける能力があるとされる。 【共同通信】
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