NHK関西のニュース 大阪放送局
大阪市職員酒気帯び運転で逮捕
大阪市の職員が酒気帯びの状態で車を運転し追突事故を起こして女性に軽いけがをさせたとして逮捕されました。
警察の調べに対し「酒は飲んだが車を運転したことや事故を起こした記憶がない」と供述し容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、大阪・阿倍野区役所区民サービス課の職員片山宏之容疑者(46)です。
警察の調べによりますと、片山職員は、26日午前6時半ころ、大阪・富田林市の国道で酒を飲んだ状態で車を運転し、信号待ちで停車していた前の車に追突して運転していた23歳の女性に軽いけがをさせたとして酒気帯び運転などの疑いが持たれています。
事故のあと病院に運ばれた際警察官が酒のにおいに気づき検査したところ、酒気帯び運転の基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
調べに対し「酒は飲んだが、車を運転したことや事故を起こした記憶がない」と供述し容疑を否認しているということです。
これについて、阿倍野区役所は、「市をあげて不祥事の根絶に取り組んでいる中、公務員としてあるまじき行為であり、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。今後、事実関係を調べ、厳正に対処するとともに、全職員に服務規律の確保をより一層徹底し、信頼回復に努めます」というコメントを出しました。
04月26日 21時52分