26日午後、南さつま市の海岸で31頭のイルカが打ちあげられているのが見つかりました。
南さつま市によりますと、26日午後3時ごろ、南さつま市笠沙町の小浦港近くの海岸で「大量のイルカが打ち上げられている」と通行人から市に連絡がありました。市の職員が駆け付けたところ、海岸には31頭のイルカが打ちあげられていて、うち2頭は生きていたため、海に帰されましたが、29頭はすでに死んでいたということです。
イルカは「スジイルカ」とみられ、26日現在、流されないようにロープで結ばれた状態で固定されているということです。
南さつま市では当初、死んだイルカは、陸に上げて埋葬する予定でしたが大学などの研究機関から標本として提供を求める連絡が相次いでいて、今後の対応を検討しています。