イルナー通信の報道によりますと、ヘイグ大臣は24日水曜、「シリアでは、シリア人の過激派グループと共に、相当数のイギリス国籍者が戦闘に参加している」と語っています。
シリアの一部の都市では、2011年3月から一部の西側諸国やアラブ諸国、トルコなどの支援を受けた複数のテロ組織が、シリアの合法的なアサド政権の打倒を目的に情勢不安を起こしています。
テロリストは、一般市民の殺害により、外国がシリアを仲介する下地を作ろうとしていますが、これまでにその計画は失敗に終わっています。
ヘイグ大臣はまた、「シリアでは、これまでの2年間の紛争により生み出された、ライバルのいない絶好の条件の中で、テロ組織がメンバーを増やし、彼らの訓練を行っている」と述べました。
さらに、「このような状態は将来、イギリスの国家安全を脅かす可能性がある」と警告しています。
ヘイグ大臣は、シリアの過激派テロ組織のメンバーの中にイギリス人が存在することに懸念を示す一方で、ここ数ヶ月、シリアの反体制派に対する軍備面での制裁解除と、彼らに対する兵器や軍備の移送のために多大な努力を重ねています。