9回、阪神・福留孝介に代わり、1塁に向かう田上健一=ナゴヤドーム(撮影・白鳥恵)【拡大】
「もう少し早く判断ができていれば、セーフになっていたと思う」とうなだれた田上。久慈内野守備走塁コーチは「あの場面で、かえってきてほしくて代走にいっている。(判断が)難しいのはわかるが、ちょっと雰囲気に飲まれたのかな」と嘆いた。試合後のコーチ会議で田上の2軍降格が決まった模様だ。
手痛いミスから今季4度目の零敗負け。貯金2となり、首位・巨人とは最大タイの5・5差に広がった。4連勝と鼻息荒くして乗り込んだナゴヤドームだったが、やはり鬼門の扉は重いのか。1勝2敗とカード負け越しとなった。
巨人には3勝2敗1分けと勝ち越しているなかで唯一負け越している相手は中日(2勝4敗)。
26日からのDeNA戦(横浜)に、どう生かしていけるか。そこに注目したい。 (栃山 直樹)
(紙面から)