ミサイル発射態勢を誇示する北朝鮮が、いまだ実行に踏み切っていない。本当に撃つ気があるのか、ないのか? 実は…最高指導者の金正恩第1書記は、威勢のいい好戦的言動とは裏腹に、米国の圧倒的な戦力を見せつけられ、おびえているというのが専門家のもっぱらの見方だ。結局は、オオカミ少年で終わる!?
昨年12月の「人工衛星の発射実験」と言い張っていたミサイル発射から始まった北朝鮮の瀬戸際外交は、核実験の強行や新型ミサイル・ムスダンの投入とエスカレートの一途をたどっていた。25日の朝鮮人民軍の創建記念日までには、何らかのアクションに出るとみられているが、大したことはできないとの見方が大勢を占めている。
「日本海へ短距離のスカッドミサイルを発射するのが関の山でしょう。試射したこともないムスダンが万一、日本に着弾したら取り返しのつかないことになる」(軍事アナリスト)
威勢は良かった金第1書記だが、本心は米国の“報復”に震えている。小野寺五典防衛相(52)は21日のテレビ番組で「米韓の軍事演習が相当効いている。B2爆撃機が韓国で演習をしてから約2週間、金第1書記は姿を消している」と指摘した。
B2爆撃機は、レーダーに探知されにくい大型ステルス機で、核兵器以外にも地下施設を破壊するバンカーバスターと呼ばれる貫通型爆弾などが搭載可能だ。金第1書記が居場所をさらせば、ピンポイントで暗殺される危険性があったために、表舞台から消えていたというワケだ。
米ボストンで起きた爆弾テロ事件も金第1書記を震え上がらせた。警察当局はボートに潜んでいた容疑者を特殊ヘリのブラックホークから赤外線探知し、攻撃した映像を公開した。ビンラディン殺害時にも使用されたヘリで「米の敵対勢力に向けて“我々にタテつけば絶対に逃れられない”という警告と軍事的なプロパガンダの意図がある。金第1書記に向かってのメッセージともいえる」(米捜査関係者)。
すっかり弱腰の金第1書記は、振り上げてしまった拳をいかに何事もなかったかのように下ろしていくかが焦点になりそうだ。
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