【ドイツ・ドルトムント発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦が24日(日本時間25日)行われ、ドルトムント(ドイツ)がFWロベルト・レバンドフスキ(24)の4得点で、レアル・マドリード(スペイン)に4-1と大勝した。
奇跡のスタジアムに勝利の女神はまだ残っていた。マラガ(スペイン)との準々決勝第2戦でロスタイムの2得点で大逆転勝利を演じた舞台で、ドルトムントは再びスペイン勢を絶望の淵に追いやった。主役は今季ブンデスリーガで得点ランクトップのFWレバンドフスキだった。前半8分にMFゲッツェのクロスに右足を合わせて先制すると、後半にもゴール前の混戦をさばいて55分間でハットトリックを達成。21分にはロイスからPKを譲ってもらい、豪快にど真ん中に蹴り込んで4点目を決めた。
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に移籍した日本代表MF香川真司(24)と昨季までコンビを組んでいたエースは「もちろん、結果には満足している。4点も決められたなんて本当にうれしい」。だが「僕らは一歩進んだだけ。まだ決勝を目指している途中に過ぎないんだ」と冷静に先を見据えた。
チームは試合前から揺れていた。レアルとの決戦2日前に司令塔・ゲッツェの来季バイエルン移籍が発表され、ユルゲン・クロップ監督(45)は「これ以上ない最悪なタイミングだ」と嘆いた。さらに、試合開始直前、バイエルンのハインケス監督の代理人がスペインメディアに対し、レバンドフスキのバイエルン移籍も合意に達したと明かした。サポーターの不信感は募ったままキックオフを迎えていた。
だが、そんな不安を吹き飛ばすかのような快勝に、サポーターは酔いしれた。クロップ監督も「素晴らしい試合だった。特に後半は信じ難いほどの内容だった。チームの戦う姿勢、サポーターの支援には特に感謝したい」と感慨にふけった。
1997年以来16年ぶりの決勝進出は目前。4月30日(日本時間5月1日)、敵地サンチャゴ・ベルナベウのピッチで夢の扉を開く。
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