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【政治】

「ネットで選挙応援」開始 「投票者の会」脱原発議員ら対象

 国政選挙の投票率向上を目指し、有権者との意見交換を図る団体「希望日本投票者の会」の志太勤代表(シダックス最高顧問)らは25日、都内で会見し、今夏の参院選からインターネットを使った選挙運動が解禁されるのを受けて、会の活動に賛同する国会議員の応援を、選挙期間中にネット上で展開する方針を明らかにした。

 「希望日本」は、二〇一一年六月に発足。メンバーとなった有権者とともに、交流サイト「フェイスブック」を活用して政策研究などを行ってきた。

 参院選以降の国政選挙では、希望日本が重要政策に掲げる「将来的な脱原発の実現」「子育て支援の充実」「持続可能な医療・年金制度の確立」などに賛同する国会議員の情報を選挙期間中もネット上で拡散。選挙に出馬する候補に関しては投票を呼び掛ける。

 五月末にはネット選挙への関心を深めるためのホームページを新設。参院選後の九月には勉強会も発足させ、有権者と国会議員が国政の課題について双方向で交流を図る場を充実させる予定だ。

 会見で、志太氏は「国民が国政の課題を自分で考えて、国会議員に問い掛ける活動にしていきたい」と説明。投票者の会のシンクタンク「希望日本研究所」の川上和久所長(明治学院大教授)は「ネットを使って政治を変えていくことが重要だ」と強調した。

 

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