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金持ちクラブが勝てない Jの特殊性(3月1日)
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【大相撲】隠岐の海が新三役2013年4月26日 紙面から 日本相撲協会は25日、夏場所の番付を発表した。春場所で24度目の優勝を遂げた白鵬(28)=宮城野=が2場所ぶりに東正位に戻り、横綱4場所目の日馬富士が西へ回った。新三役は小結に昇進した隠岐の海(27)=八角=ただ一人。新入幕は千代鳳(20)=九重=、誉富士、東龍、大喜鵬の4人。 春場所で11勝を挙げて新小結に昇進した隠岐の海が、東京都墨田区の八角部屋で会見し「これまでも何回か挑戦して駄目だった。やっと、という感じ」と感慨深げに語った。 島根県からの新三役は明治時代の1892年6月場所の谷ノ音以来、実に121年ぶり。出身の隠岐の島町は慶事があれば一昼夜にわたって相撲を取り続ける古典相撲の風習があり、隠岐の海も4歳のころからまわしを付け、熱中してきた。 「これで1つ名前を残せたかなと思う。島を挙げて、いつも温かく応援してくださる。精いっぱい頑張って恩返ししなくちゃいけない」 190センチの長身でスケールの大きさでは定評があるが、稽古嫌いとしても知られ、八角親方(元横綱北勝海)は「両横綱ほど素質がないんだからそれ以上稽古しないと勝てない。それに気付かないようでは駄目だ」と厳しく奮起を促した。 「島に帰って知らないオッチャンに『稽古せえよ!』と言われるのが一番つらい」と隠岐の海。今夏も昨年に続く隠岐の島合宿は決定済み。凱旋(がいせん)帰郷するためにも今場所は勝ち越して、しっかりと足元を固めたい。 (竹尾和久) PR情報
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