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【プロ野球】

楽天 2試合連続先発全員安打

2013年4月26日 紙面から

◇楽天9−3オリックス

 楽天が16安打で大勝した。1回に松井の今季1号の先頭打者本塁打で先制。3−3の5回には島内、銀次の連続適時打で2点を勝ち越し、後半も着実に加点した。美馬は6回途中3失点で3勝目。オリックスは今季初の3連敗。

      ◇

 イヌワシ打線がつながった。楽天が今季初の毎回安打。2試合連続となる先発全員の16安打で9点を奪った。「そんなことは気にしてない。チャンスで打ってくれれば、それでいい」。素っ気ないコメントの中に、攻撃陣に対する星野監督の信頼がにじんだ。

 序盤は点の取り合い。決勝打を放ったのは、明大で闘将直系の後輩だ。同点の5回に1死満塁の好機。前日に1軍昇格したばかりの島内が代打で起用されると、三塁前へボテボテの内野安打を放った。

 「少しでもアピールしないと、すぐに落とされる」というラッキーボーイは、続く打席でも三遊間への内野安打。指揮官は「ま、結果が良ければいいや。バッターって、そんなもんやん」と苦笑いを浮かべた。

 ただ、投手陣には不満が残る。先発の美馬は4点リードの6回裏に途中降板。小山伸の好救援に救われた。「簡単に点を取られすぎ。コンコロコンコロ(打たれて)、何してんのかね」と星野監督。3連敗後の連勝で借金を2に減らしても、気分爽快とはいかなかったようだ。 (井上学)

 

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