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【芸能・社会】嶋大輔「政治家は法律作れる」 政界転身を表明2013年4月26日 紙面から 24日に芸能界引退を発表した俳優の嶋大輔(48)が25日、東京の品川プリンスホテルで記者会見し、今後は教育問題を中心に、政治家を目指す考えを明らかにした。ただ今夏の参院選に自民党から立候補することについては「まったくの白紙」と明言を避けた。 32年間にわたる芸能活動を振り返り「きょうが芸能界の集大成。“男の勲章”だと思います」。自らの大ヒット曲を引き合いに、政治家転身への強い決意を表明。「政治家は法律を作れる。僕が掲げるイジメの撲滅や、教育環境を変えたい」と強調した。 嶋によれば、政治を意識したのは3年前。知人の紹介で自民党の衆院議員後援会に入ったのがきっかけだった。その後、2年前の東日本大震災で政治への思いがさらに強まり、最終的には家族会議を重ねて決断したという。「不器用なので2つのことはできない」と話し、選挙で落選しても二度と芸能界に戻らない決意も示した。 親交ある元女優で自民党の三原じゅん子参院議員(48)と行動を共にする姿も目撃されており、「三原先生からいろんな話を聞いたのは事実」。だが政治家への転身を勧められたとの見方には「まったくございません」と否定し、「芸能人にも政治家にも誰一人相談していない」と話した。 インドネシアに子ども服を贈ったり、福島の子どもたちにサッカーボールを届けるなど、今まで続けてきた活動をベースに「テーブルの上の政治ではなく、土の臭いのする政治をやりたい」とも。今後は全国の学校や施設を訪問して現場の声を聞き、自分の考えに共感できるなら、どの政党とも話をする考えも示した。 かつてツッパリキャラとして有名になった経緯もあり、報道陣から「反体制のツッパリが政権与党の自民党と組むのはおかしいのでは?」「ツッパリの勲章を外して議員バッジをつけるのか?」といった厳しい質問も相次いだ。返答にやや困りながらも「いつまでもヤンチャな大人でいたい。自分が思ってきたこと、経験してきた思いを伝えたい」と答えた。 嶋をめぐっては、自民党幹部が参院選の比例代表候補に嶋と元格闘家の佐竹雅昭氏(47)を擁立する検討を進めていることを明言。嶋は、会見で「フェイスブック」による情報発信に積極的な姿勢を見せており、インターネットによる選挙活動が解禁されることも重なって、出馬には追い風となりそうだ。 ◆嶋大輔(しま・だいすけ) 1964(昭和39)年5月22日生まれ。兵庫県西宮市出身。81年、ロックバンド「横浜銀蝿」の弟分としてデビュー。82年のシングル「男の勲章」が大ヒット。88年にテレビ朝日系「超獣戦隊ライブマン」で主演。映画「戦国自衛隊1549」(05年)や、ドラマ「木更津キャッツアイ」(02年)、「フリーター、家を買う」(10年)など俳優としても活躍。94年に結婚し、妻と2人の娘がいる。 PR情報
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