最近、ブルージェイズに移籍した川崎宗則選手、
通称・ムネリンが、明るいキャラクターとお辞儀の
パフォーマンスで大人気になっているそうですが、
今、アマゾン先生を賑わせている男と言ったら!
そうです。どうも、こんにちは。ちだいです。
当時、あまり有名ではなかった「静山社」という
外国文学を扱う出版社が、「ハリーポッター」を
出版した時も、こんなような感じだったそうですが、
今、アマゾン先生で、ハリーポッターの再来では
ないかと噂されている男。
それが、ブサイクなのに、中二をこじらせてしまい、
童貞を守り続けたでお馴染み、秋葉原界隈では、
「魔法使い」と呼ばれる男、僕です。(ペコリッ
僕の本を出版してくれる「新評論」という会社は、
すごく難しい本ばかりを出版している会社なので、
普通の人があまり興味のない、マニアックな本を
たくさん出しているんです。例えば、コレ。
「スウェーデンにおける医療福祉の舞台裏」。
日本は少子高齢化が進み、医療福祉の充実が
緊急的な課題なのですが、この分野で先進国と
言われているスウェーデンの実態は、どうなのか。
スウェーデン歴40年以上の著者が、日本に向け、
課題を提示してくれている本。
そう言われてみると、「こういう本は必要だ」と
思うのですが、特に医療福祉に携わっていない
僕たち一般ピープルにとって、「読みたい?」と
聞かれたら、正直、そんなでもありません。
こういう本は絶対に必要だし、その分野の人は、
すごく読みたいだろうけど、一般ピープルの人は
あまり興味がない。この本は、アマゾン先生では、
52万位です。さらに、こんな本もあります。
「ナチ・イデオロギーの系譜」。
ナチズムは、なぜユダヤ人を絶滅させるという
政策をしたのか。思想史の専門家が、タブーと
されていた謎に迫る、超真面目な一冊。
これもまた、一部の人には超興味深いですが、
この本を、そこらへんのオバチャンに見せても、
「イデオロギー? コオロギじゃなくて?」で
終わりますよね。こちらの本は、アマゾン先生の
書籍ベストセラーランキング、35万位です。
このように、僕の本を出版してくださる新評論は、
売れるかどうかは関係なく、「世の中に必要な
本を出そう」という会社なので、ほとんどの人が
あまり知らない、小さな小さな出版社なのです。
出版社を合コンにやってきた男に例えると!
「今日はみんなで盛り上がりましょう!
イェーイ!」と、さわやかな満面スマイルと、
ほのかに香るブルガリのメンズフレグランス、
ドルチェ&ガッバーナの服の男が「幻冬舎」。
七三分けに銀縁メガネ、趣味は将棋の男が、
「けっこう長く着てますよね、そのスーツ」と
言いたくなる風貌で、「ヤバい、口が臭いとか
思われたらどうしよう」のフリスクの香りをさせ、
ハンカチで何度も汗を拭うのが「新評論」。
アマゾン先生の書籍ベストセラーランキングで、
とうとうビッグダディを抜き、「12位」になるとは、
僕はもちろん、出版社も考えていませんでした。
予約ボタンをポチポチしていた
読者の皆さんが、新しいブームを
作り出してしまったかもしれない!
最初は、読者の皆さんが押した予約ボタンで
ランキングの階段を、すごい勢いで駆け上がり、
今は読者の皆さんだけでなく、いろんな人たちが
「コイツ、誰だよ!ポチッとな!」と買ってくれて
いるのではないかと思います。
しかし、これまでまったく無関心な人たちが
本を買ってくれて、消費者の意識が変われば、
企業も努力するようになり、厳しい検査をしても
不検出になるような商品は、しっかり数値を公表し、
奥さんたちが安心して買い物できるようになるかも
しれませんよね。
本のタイトル、『食べる?』は、さまざまな商品を
「食べる?」と自分に問い、選択してほしいという
願いを込めて、つけました。
最近は、出版業界に長いタイトルをつけるのが
流行っていたそうですが、まさかの短いタイトル、
まさかの小さな出版社、まさかのタブーに触れた
放射能にまつわる本・・・。
原発事故から2年以上が経ち、誰も関心なんて
ないんじゃないかと言われましたが、こうやって
一瞬でも話題になったのは嬉しいし、もともとは、
僕を応援してくれる皆さんが予約ボタンを押して
くださったおかげです。
こうなったら、本当に期待に応えられるような
本に仕上げないといけないと思っていますので、
今まで以上に頑張りたいと思います!
一人でも多くの人が、あんまりビビりすぎずに、
明るく楽しく放射線を防護できるようになったら、
「食べる?」が、「食べる!」になりますよね。
急にスターダムにのし上がってしまった僕の本。
こんなに話題にしてもらったので、置いてくれる
本屋さんも増えるのではないかと思っています。
まずは、本屋さんに置かれないと、無関心な人が
手に取ってくれませんからね。
あと、いろんな人に、「サイン会しないの?」と
質問されたのですが、僕の安いサインなんぞで
よろしければ、ナンボでもします!
あっ、いや、アマゾンで12位になったんです!
「サイン会? どうしようかなー。サインペンは
書きやすいヤツを用意してくれないとねー。
腕が疲れるのは勘弁なんでねー。」
早い、早い、早い!天狗になるのが早いよ!
本当に、本屋さんが声をかけてくださるならば、
ぜひサイン会でも、握手会でも、書店員さんが
美人だったら枕営業もしますんで、イベントを
やっても良いという、懐の広さが120畳ぐらい
ある書店の皆さん、ぜひよろしくお願いします!