(cache) シアタークリエ『私のダーリン』
イベントレポート





日曜日の朝、立ち見の皆様も含め200名のお客様が、3人のトークを聞きに来て下さいました。
3人のセンターにいるダーリンが口火を切って「アナタのダーリン」は幕開けました。


ダーリンちゃん 「みなさん、おはようございます!いつもツイッターでみなさまに稽古場情報をお届けしている、ダーリンちゃんです。小さくてごめんなさい!今日はスペシャルイベント『アナタのダーリン』にお越しいただいて、ありがとうございます!
お待たせしました、みなさまの『アナタのダーリン』が登場です!黒木瞳さん演じる夢子が経営する“便利屋ドリーム”の店員さんです!順番に一言ずつもらいましょうかね!」

古川雄大 「はい、古川雄大です。短い時間ですが、たくさん楽しいお話を、1人おもしろいことを3つずつ言いたいと思いますので宜しくお願い致します!」
村井良大 「みなさんこんにちは。村井良大です。今日は宜しくお願い致します!」
大河元気 「みなさんおはようございます!短い時間ですが宜しくお願いします!」

古川 「なんかシンプルだなぁみんな」
大河 「時間がないんだよ!(ダーリンちゃんに向かって)君、しゃべるんだね!!」
古川 「元気、今日とがってるんだね」
大河 「この子しゃべるんだね。稽古場でいつもシーンとしてるのにね」
村井 「今日はね」
古川 「ダーリンちゃんなのに女の子っていう」
大河 「別に、女の子でもダーリンちゃんって言うんだよ」
ダーリン 「はーいみなさん。今、稽古の状況はどんな感じですか?昨日、どんな稽古でしたっけ?あ、古川さんに聞いてみましょうか!」
古川 「昨日は、“初”通し稽古をしたんですけど、どうでした?」
村井 「古川さんに聞いたのに、もう振る感じ?(笑)俺はすごい楽しかったなぁ。特に1幕。」
古川 「・・・・・・1幕な」
村井 「なんで今相当考えてたの?(笑)なんて返そうかな、みたいな」
古川 「心を読むなよ(笑)」
村井 「元気君は?」
大河 「僕は楽しんでる余裕がまだないので。色々見つけていかなきゃいけないじゃないですか。ここはもっとこう出来る、とかね。それが見つけれたらと思っています。ここからまだ本番までもう少し時間があるので、もっと詰めていきたいなぁと」
村井 「雄さんは?」
古川 「僕は、つながりがちゃんと自分の中でしっくりきた、っていうのが一番ありますね。」
村井・大河 「おー」
古川 「完璧ではないですけどね」
村井 「もうちょっと?」
古川 「元気も言ってたんですけど、時間がまだちょっとあるのでここからどんどん詰めていきたいなと」
村井 「本番まであと・・・?」
大河 「あと7日後・・・?」
古川 「7日後ですね」
(お客様からのフォローが入る)
古川 「9日らしいですよ」
大河 「全然違うじゃないか!」
古川 「ファンの皆さんが一番知ってるという。9日なんて一瞬ですぎますからね(笑)」
ダーリン 「はいはい。昨日の通し稽古なんですけど、ダーリンもすごく感動しました。本当に1幕はおもしろくて、2幕はなんていうんですかね・・・心に来るって感じですか?
それではですね、今日お越しのお客様からたくさん質問をいただいておりますので、みなさんのダーリンたちに、質問に答えていただきましょう。さらに、今週はホワイトデーもありましたので、質問を読み上げさせていただいた方には、3人の誰かから、バラ一輪をプレゼントしようかと思います!それでは、早速質問に行きたいと思います。まずは、私・ダーリンが一番答えてもらいたい質問があったので、これから行っちゃいまーす」


Q.ホワイトデーのムードで、スペシャルなトークショーをされると書いてあるので、お三方が照れて困りそうな質問にしてみます。『私のダーリン』ツイッターアカウントで大人気のダーリンちゃんがあなたの意中の相手だったとして、あなたはバレンタインにダーリンちゃんからチョコをもらいました。でも、彼女の真意はわかりません。そして、今日はホワイトデー。お返しをあげるついでに、とっておきの言葉で口説いてみてくれませんか?

ダーリン 「さぁ~誰から私を口説いてくれますか♪」
古川 「一発目これなんですか?」
村井 「すげーの来ましたねいきなり!ホットなやつ来ますねー」
大河 「(ダーリンちゃんに向かって)朝だぞ」
古川 「さぁ誰からいくんだろう」
村井 「俺いくわ。こういうのはね、早い方が傷になんないんだよ」
古川 「じゃぁ俺2番」
大河 「・・・(誰もいない方を向いて)じゃぁ俺3番」
村井 「誰に振ってるんだよ(笑)4番目探してるんじゃないよ」
大河 「大丈夫だよ、何番でも」
村井 「じゃぁいくよ俺から。バレンタインでもらったのは、義理かどうかもわからないってことだよね」
古川 「義理に対して本命で返すかも、みたいなね」
村井 「じゃぁ雄さん、3、2、1で振ってくんない?」
古川 「何を振るの?」
村井 「自分からスタートすると、ぬるくなっちゃうから。せめて」
古川 「3、2、1、ハイ」
村井 「ダーリンちゃん。バレンタイン、チョコありがとね。すごいおいしかったよ、うん本当に。じゃぁ、お返しとして、俺今日何も持ってきてないんだけど・・・今日の髪型、イケてるね♪」
ダーリン 「照れちゃいますねぇ♪」
大河 「本当か?」
村井 「返答してくれるんだ」
大河 「ダーリンちゃん、全然表情変わらないけど。本当か?」
村井 「ほらどうだ。こういう空気になるんだぞ一発目は」
古川 「みなさんどうでした?」
(拍手)
村井 「ありがとうございます」
大河 「後ろの方の拍手、すごくない?」
古川 「じゃぁ僕が行きます。3、2、1ください」
村井 「3、2、1どうぞ」
古川 「あー、ごめんごめん。きてくれて・・・ごめん。まぁ14日にね、くれたじゃん?本当ありがとう。やっぱすげえ嬉しかったし、いろいろ考えたけど、結果ね、俺も、好きだなって思ったけども・・・結果ね・・・」
ダーリン 「結果!?・・・で、それから?」
古川 「ありがとう・・・うふふふ(笑)」
村井 「いいんじゃないの」
古川 「ちょっとシャイな空気をね」
大河 「このあと嫌だよー!こわいよー」
村井 「おもしろかった」
古川 「はい3、2、1」
大河 「この前なんかあの~1月前、くれたじゃん?でもね、ちょっとよくわかんなかったんだ、あの意味が。色々あるじゃん、義理チョコとか、本命とか?でね、今日色々用意して。チョコと、クッキーと、アメがあるんだ。チョコが・・・ごめんなさい的な。で、クッキーが・・・『友達で』的な。で、アメが、まぁ『それ以上』的な。選んでもらえるかな?」
ダーリン 「マシュマロがよかったな・・・」
一同笑。
村井 「ダメ出しされてる」
大河 「こいつ(ダーリンちゃん)の頭をマシュマロにしてやろうか」
村井 「どうなるんだよそれ」
大河 「さあこれが一発目だったんだぞ。ここから何も怖いことがない」
村井 「そうだね、もうこれ以上傷つくことはないね」
ダーリン 「はーいみなさん、ありがとうございまーす」
大河 「さぁこの質問をくれたのは誰かな・・・いらっしゃいました」
ダーリン 「三人のうちだれからバラをもらいたいですか?」
大河 「そんなシステム作る!?」
古川 「誰でもいいんですよー。誰でもいいんです」
村井 「めっちゃアピールしてる(笑)」
古川 「村井さんだって!」
村井 「一番つまんなかったけど・・・はい、じゃぁ僕が持っていきまーす」
古川 「本当、誰でもいいんですからね。みなさん」
ダーリン 「それでは続きまして、素敵な質問を頂きました」


Q.『私のダーリン』の稽古で、特に苦労したことなどはありますか?今回は劇中でタップダンスをするそうですが、自信はありますか?ご自分の役の見どころなどありましたら、教えてください。

ダーリン 「ですって。じゃぁ村井さん、いかがですか?」
村井 「そうですね。タップは初めてなので、相当練習しなきゃいけないな、っていうのがまずあって。まぁ自信ってなると、それは怖いものがありますけど。玉野さんはタップのスペシャリストなので、玉野さんの前ではあまり言えないけど、頑張るしかないので、今はとにかく頑張ってるんですけど。役とかで苦労したところはどこだろうなぁ・・・。今回、いろんな役をやらせてもらえるので、いろんなキャラの代わりだったり、"こんなキャラクターもでてくるんだ"っていうおもしろいところを掘り下げていくのに、今はちょっと苦労していますね。」
古川 「俺もタップは苦労してるし、ダンスは基本的に苦労してる。細かい振りがあったりだとか、似たような振りがあったりだとか、色々あります。だからそういうところは苦労していますね。あと、結構ステージ上にいる時間があって、その中でもセリフがない状態でのお芝居が多かったりするので、"3人組である"ってことで僕らみんな苦労してる部分もあります」
大河 「出演される方がとにかくビッグネームであり、実力もすごくて、とにかく僕らがそれにくらいつくのに必死なので、ダンスにしても歌にしても芝居にしても本当にすごいレベルのところに置いていただいているわけじゃないですか。苦労って言い方をしたらあれですけど、すごく刺激にはなるしすごく勉強させていただいてるので、もっともっとレベルアップしてみなさんの前に出られたらなと思っております」
ダーリン 「みなさんそれぞれ、苦労してるみたいですね」
大河 「苦労っていう言い方はやめましょうよ」
村井 「努力?」
大河 「まぁなんていうんですか・・・勉強させていただいております!」
ダーリン 「じゃぁその勉強の成果、ちょっとみなさん見てみたくないですか?」
(拍手)
ダーリン 「ではみなさん、一番かっこいいところをワンフレーズ、踊ってみていただけますか?」
古川 「踊っちゃっていいんですか?逆に」
ダーリン 「立ち上がってください!3人とも。それではいいですか?せーの」
3人 「(右手を右側につきだして)イ~」」
ダーリン 「ワンフレーズじゃなくて、ワンアクションじゃないですかそれじゃぁ」
村井 「よかったね。かっこよかったね」
古川 「結構今のよくできたと思う」
大河 「相当エネルギー使ったわー」
ダーリン 「はい、ありがとうございまーす」
大河 「見せられないんですよ、まだ。これは本番までとっておきたい。ぜひ、本番で見てほしい」
ダーリン 「じゃ本番までのお楽しみということで。」
古川 「バラは誰からにしますか?(笑)」
お客様 「大河さん」
大河 「ありがとうございます!」
古川 「誰でもいいんですよ」
村井 「次の人が困るだろ(笑)」
古川 「村井、大河、ってきたから・・・」
大河 「次の人、全然空気とか読まなくていいんですよ」
村井 「思った通りでいいんですからね」


Q.今回の役を演じるにあたり、一番の壁は何だったか。それをどう乗り越えつつあるか、伺ってみたい。 三者三様の格闘の様子を知ってからだと、本番の舞台がよりダイレクトに感じられる気がするので。

村井 「なんでしょうねー。あまり言えないけど、1幕ってとっても楽しい感じで、2幕で"お?"ってなる。"お?"ってなった時に、お客さんの客観的な目で見たストーリーの流れを、自分たちがしっかり踏まえた上で、変えなきゃいけない。それが結構大変で。でもそれは昨日の通し稽古で、ちょっと見えた気はしたんだけど、どう?」
古川 「俺もそうだと思うよ。昨日通して、わかった部分はすごくあるし、比較的2幕の方が僕らそれぞれのキャラの個性が出てくるし、より"つながり"」の部分が大事になるんですよ。その部分を昨日理解できたのは大きかったと思います」
大河 「僕はダンス・歌・芝居どれをとっても、何回もすみませんが勉強、勉強なので。何がこうっていうわけでもなく、毎日その時"これをやりましょう"ってなったことをとにかく頑張らなきゃなって思うし、もっともっとやらなきゃなって思ってますね。とにかく全部、全部」
村井 「初日に向けて、もう少しで完成しそうな気はするけど、なんか昨日糸口が見えた感じはした。楽しめるかなぁ初日に」
古川 「(遠くを見て)楽しもうよ~~」
村井 「どこ見て言ってるの(笑)」
大河 「僕らが楽しむのはもちろんですけど、とにかくお客さんに楽しんでいただけるものをね」
村井 「それはもちろん」
大河 「ダーリンちゃん、大丈夫?」
ダーリン 「ちゃんと聞いてますよ。がんばってください!
さて、質問をいただいた方、誰からバラを?」
お客様 「村井さん」
村井 「おっ!」
ダーリン 「えー続いては甘酸っぱい系の質問いっちゃいまーす」


Q.学生時代や今現在でもいいのですが、みんなの憧れのマドンナ的な人はいましたか?それにまつわる 思い出話や、一目置いてもらえるために"こんなことしたよ"というエピソードを教えてください」

古川 「クラスのマドンナ的存在の人は、どこのクラスにもいるよね。僕のクラスにもいたんですけど、その人が体育委員の委員長みたいなことをやってて、僕の学校のルールではクラスマッチには1種目にしか出ちゃいけないんですよ。でも僕はソフトボールもバスケットも出たかった。で、俺と同じ趣向をもったやつがもう1人いた。ただ、バスケットに欠員がでたから俺が入った。その友達も、"俺も入りたい"って言い出して、欠員じゃないバスケットのメンバーに『帰れよ』みたいなことを言って、帰らせて、そいつも入った。そしたら体育委員の人が俺に向かって怒ってくるという事件。で、そのマドンナにめっちゃキレられて、1週間ぐらいずっとヘコんで学校行った」
村井 「あ、キレられたんだ(笑)」
古川 「そう、めっちゃキレられたの、俺が」
村井 「どんな感じでキレられたの?」
古川 「『ねえ、そういうことするの本当良くないと思うよ』って。え、あの・・・俺じゃないんだけどな、と思いながら、ごめんなさいって。まぁ2種目出たのがいけなかったからね、欠員が出たとはいえ。
そんなお話はなんかあったりする?」
村井 「いやいや、怒られた話はない(笑)マドンナ・・・いたけど、自分を知ってもらうためになんかやったってことでしょ。高校時代、俺のクラスに学年中にモテてる子がいたの」
古川 「いるよね。そういう人」
村井 「で、なんか知らないけど、俺村井の“む”で、その人は森さんっていうんだけど、出席番号で俺の後ろなんですよ。真後ろだから、なんか普通に仲良くなって。その子は普通にいい子なんだけど、マドンナ的でかわいがられすぎると『絶対彼氏いるんじゃないか』ってなって、みんな近づかなくなっちゃうじゃないですか。逆に孤立してたのよね」
古川 「わかる」
村井 「わかるんだ、ありがとう」
古川 「(お客様に)みんなわかるよね?・・・首かしげてる(笑)」
村井 「で、普通に話してたんだけど・・・別に面白い話でもなんでもない」
古川 「終わり?(笑)オチに期待しちゃった」
村井 「オチ何もないよ!」
古川 「でもわかる。いるよね、近づかれない子。彼氏がいると思われて、でもいないんだよ。近づかれねえから」
村井 「普通にいい子だったんだけど。なんかある、元気君」
大河 「高校1年だった頃に、3年生だった先輩で、マドンナって言葉がぴったりの先輩がいて。俺が高校3年になった時に、同じバイト先に入ってきたの。成人したその人が。その人がね、まかないの時間にタバコを吸ってて、パッとこっちを見たときに『タバコを噛む人って欲求不満なんだって。ホラ。』って見せら『ホラ』の顔が忘れられません」
村井 「ドキッとするような(笑)」
古川 「マンガだね」
大河 「ワーオ!ってなったもん」
古川 「それ今情景浮かんだよ、その話」
大河 「ドキッとしない?」
古川 「ドキっとしたよ。もう一回やって」
村井 「何おかわりしてんの(笑)」
大河 「こうやってタバコ吸ってて、パッって目が合った時に『タバコ噛む人って欲求不満なんだって。ホラ』」
ダーリン 「ドキっとしちゃいますね~」
村井 「好きだったのかな?元気君のことが」
大河 「それだったら惜しいことしたよー!!」
村井 「へこんだわ」
大河 「そりゃまぁわかんないけどね」
ダーリン 「はいはーい。甘酸っぱい話、マドンナにちなんだ話なんですけど、今回のみなさんのマドンナ、黒木さん・愛音さん・愛原さんについて、何かエピソードとかあったりしますか?」
古川・村井 「いっぱいありますよ」
村井 「まず黒木さんから。黒木さんは初めてお会いした日からもうオーラがすごくて」
古川 「もう、オーラなんだろうね」
村井 「なんて言ったらいいわかんないけど、存在感があって」
大河 「オーラもすごいけど、とっても気さくな方だよね。気にしてくれるし、みなさんのこと。色んな方に話しかけて、みんなとのコミュニケーションを楽しんでくださる方だし」
古川 「黒木さんは休まないね。休憩中もタップを踏んだり、ダンスの振りをやってたり」
村井 「ずっと何かしらやってるよね。プロ根性が見えましたね」
次は、愛音さん。かっこいいね」
大河 「すごくきれいで」
村井 「そう、俺愛音さんのダンスいっつも見ちゃうんだよね。手の先とかがめっちゃきれい」
古川 「見せ方がすごいうまいのが、勉強になる」
村井 「普段めっちゃ優しくない?」
古川 「あんなやさしい人、めったに見ないよね。人生ベスト3ぐらいの優しさ」
村井 「すごい気さくだし、俺が変なことしてもすぐ反応してくれるし」
大河 「いや、あれは良大君のことがツボなんだと思う」
村井 「そうだね。『何そのおもしろい顔!』って言われて『普通ですけど』って(笑)」
大河 「普段ふざけてるから、俺もたまに思うの。普通の顔をしてても、今ふざけてるんだろうなって」
村井 「年中ふざけてる人みたいになっちゃってるな
じゃ、愛原さん。すごい天然だと思うんだよな。いい人だし、癒されない?」
古川 「わかる」
大河 「その天然さが、ちょっと怖いと思ったことがあって。稽古着で、普通のTシャツを着てったら、踊ってる最中に結構な早口で『オタクなんだからガンダム着てこなきゃ』って言われたの」
古川 「ダンスの振り中に?」
大河 「軽く確認しましょうって時に、パッと目に入ったんだろうね。『オタクなんだからガンダムきてこなきゃ~』『はいー!』って」
村井 「急に元気君、はめ込まれたねそこに。その日は何を着てたの?」
大河 「普通の黒のTシャツを着てて、もう次の日から怖くて毎日ガンダム着てる」
村井 「だから最近毎日着てるんだ」
古川 「ガンダムのネックレスもしてるもんね(笑)」
ダーリン

「では、その辺のこと、ダーリンから愛原さんにあとで報告をしておきます」
この質問をしていただいた方、バラはどなたから?」

お客様 「古川さん」
古川 「気を遣わなくていいんですよ。気を使ってます?大丈夫?」
村井・大河 「早く行って来いよ」
村井 「そう考えるとさ、3人の女性、みんな濃いよね」
大河 「いやー本当にみなさん素晴らしい方ですよ」
ダーリン 「素晴らしいと言っていたこともあとでダーリンが報告しておきます」


Q.(劇中の小説のタイトル)「夢子の秘密」にちなんで、みなさん今まで隠していた秘密を教えてください。

村井 「俺最近ね、秘密っていう秘密ないなと思ったの。何でもしゃべっちゃうから。ある?秘密って」
古川 「俺秘密だらけだよ。常に隠してるからね。シャッターだらけだから。故意に隠してたけど、今だから言っちゃおうっていうのはないの?」
村井 「うーん。ないなぁ」
古川 「『実は俺もあいうえお作文が得意だった』とか」
村井 「やめろ。そういう振りはやめろ。地獄にしかならない」
大河 「あのね、最初よりも拍手が少ないのは、ここの傷の深さを見ちゃったから」
村井 「絶対盛り上がらないって知ってるから」
古川 「秘密、ある?」
大河 「そんなレベルの秘密っていうとさ、本当に言えないんじゃないかぐらいの、えげつないのしか出てこない」
古川 「元気はね、秘密だらけだと思うよ。同類だと思う、俺と」
大河 「それはあるわ」
村井 「何かしら言ってよ」
大河 「ちょっと待って。結構深いとこから出してくるわ」
村井 「わかった。その時間埋めるために、雄さんから」
古川 「俺は本当に言わないの。そういうことは。だってその瞬間に、秘密にしてた時間が意味なくなっちゃうから」
村井 「確かにね。言ったら秘密じゃないからね」
古川 「ミステリアスでいたいってのが自分の中であるんで」
大河 「あったよ!これはね、ずっと秘密にしてた。
僕映画に出していただいたときに、走るシーンがあったんですよ。走るシーンでね、髪のセットをキープしておく用に、ピンみたいなのあるじゃん。あれをつけたまんま走ったシーンがあって、OKって言われて。結構大御所の方もいて、NG出せないシーンだったの。OKって言われて、カメラマンさんが『あれ今なんかついてなかった?』って言われた瞬間にサッとはずして『別に』って言ってOKシーンになって、それそのままDVDとかにも全部残ってるの」
古川 「それなんて作品なの?」
大河 「言えない。それは秘密にさせてくれ!」
古川 「あの作品だ、ってわかってる人はいるよね」
大河 「もしかしたら気づくかもしれない。俺はそれを見て、気づいた。走るシーンで、あ、取れてないって。しかも結構派手な、ピンクのピンだったの」
ダーリン 「この質問を下さった方、どなたからバラをもらいたいですか?」
お客様 「大河さん」
大河 「ありがとうございます。つないどいてください」
古川 「バランスよくみんな。空気を読んでくれてるのかな」
村井 「ちょっとその映画みたいね」


Q.稽古場での裏話や、3人の"お互いここは少し直してほしいな"と思うところがあればお願いします。

村井 「俺ね、元気君に直してほしいっていうか心配な話なんだけど、昔一緒に舞台やったことあったじゃん。元気君、超忙しくて。とにかく。寝る暇もないぐらい大変そうで、満身創痍で疲れきってたんですよ。その舞台も結構動く舞台なんで、体力も使ったんですけど。で、あまりにも寝てなくて、深夜のテンションみたいになっちゃってて、その時にいきなり稽古場で『俺今いきなりバク転できるような気がする!』って言って、『やめろ!』って言ってるのに『今だったら絶対出来る!』って。『絶対怪我するからやめろ。怪我したら舞台できねぇぞ』って言ってるのに結局バク転して、できたんですよ。できたからよかったけど、不安になるじゃん」
古川 「初バク転でしょ?」
大河 「まあ、そうだね」
村井 「だから、そのテンションにびっくりして、元気君チャレンジャーだな、こっちはドキドキするけどって思うのが、直してほしいところじゃないけど、それは思った。怖い」
大河 「すみません、直します・・・あのとき3徹だったの。だから4日目に突入してて、何が何だかよくわかってませんでした。大変申し訳ございませんでしたっ」
村井 「全然大丈夫ですっ。他に何か?」
大河 「あった。雄大さ、結構真面目なシーンで急に噴き出したりするの。それは通し稽古ではやらないけど、ちょっと確認しましょうみたいなシーンで、そのシーンでは僕と村井君が近くにいて、どうするどうするってなって反対側を見たら雄大が笑ってたの。笑いをこらえてたの。なんでこらえてたんだろうと思って、聞きに行ったの。そしたら『さっきやってたギャグを思い出しちゃって』って。なぜ今それを思い出す!」
村井 「1回だけね、俺もなんだけど、本番中に(古川と)2人でツボに入っちゃった時があって。あれは危なかった」
大河 「ここ、あぶねーな」
村井 「ふざけてるんじゃなくて、芝居であまりにも面白いものが出ちゃって!2人ともやばいってなっちゃったのよ」
大河 「この2人揃うと、すごい爆発力をみせることがあるじゃん。それを見せちゃいけない時に見せるときがあるから」
古川 「そのときに、おもしろいなって思う瞬間があって、目があって0.5秒ぐらい止まったんだよね。それで2人して同時のタイミングで下を向くという」
村井 「必死で押し殺した。で、続けるという」
古川 「あれは危なかった」
村井 「笑ってもいいシーンなんだけどね。あれは楽しかった~。変な感じで」
ダーリン 「はい、村井さんに直してほしいところが出てないような気がするんですけども」
古川 「花粉症ですかね」
村井 「直します!」
大河 「いちばんひどいね、現場で」
古川 「見てるこっちが辛くなってくる」
村井 「だってさ、ターンしてるときに鼻水がビュって出るのね。普通に」
大河 「それ言っちゃう?びっくりしたの。クルンって回った時に、ピッてついて、それを指さして『鼻水』って言うの(笑)」
村井 「これ花粉の脅威。被害者ですから、私」
大河 「『今いったん稽古を止めましょう』ってときにティッシュをとりにいく早さが、『あいつすごい生き物みたい』って動きをする。机と机の隙間を、すごいスピードで通りぬけるじゃん」
村井 「それぐらい必死」
大河 「改札だったらゲートが反応しないぐらいの早さ」
ダーリン 「さぁお話も盛り上がってますが、どなたからお花を?」
お客様 「古川さん」
古川 「嬉しい」
村井 「大変なのよ、最近なぜ俺が稽古中にマスクをしてるかというと、鼻水が詰まるのはまだいいのよ。垂れてくるのよ。目の前で芝居をしている人がたらーってなってたら嫌じゃん。それを見せないように、マスクをしてるの」
大河 「たまに、稽古場を換気のために窓を開けるんですけど、みんなが『花粉がきた~』って顔をする。でも換気大事ですから」
ダーリン 「はい、それではもうそろそろお時間もないのでこれが最後の質問です」


Q.稽古中にハプニングなどがありましたら教えてください。

村井 「ハプニングといえばマスクの中鼻水で大洪水です。ダンスやってるときに、グチョグチョ。絶対にマスク取っちゃいけないんだろうなと思う」
古川 「ハプニングなんてないです」
大河 「ハプニング・・・なんかないかな」
村井 「あとはメガネが割れたぐらいかな(笑)ターンできるようになったかもって思ったらメガネがシューって飛んでカーンって」
古川 「そのあとの冷静さもすごかったけどね」
村井 「そういうときだったんだよって」
大河 「まわりだけすごい焦ってた」
ダーリン 「はい、どなたからバラをもらいたいですか?」
お客様 「村井さん」
村井 「ありがとうございます」
ダーリン 「はい、それでは最後に一言ずつ、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。まずは大河さん」
大河 「今日は短い時間でしたけど、ありがとうございます。『私のダーリン』とっても素晴らしい作品だなと、出演者である僕が言ってもあれなんですけど、僕も通し稽古の中に何度も笑って何度も泣きました。ぜひみなさんにも共有していただきたいと思います。ぜひ来てください。ありがとうございました。」
村井 「今日はどうもありがとうございました。『私のダーリン』初日まで残りあとわずかですが、最高のものを完成させて、みなさんの前に提示できればなと思います。がんばっていきますのでぜひ観に来てください。ありがとうございました」
古川 「『私のダーリン』いろんな要素があります。本格派ミュージカルだったり、宝塚風だったり、とてもロマンチックなシーンがあったり、コメディの要素があったり、本当に楽しめる作品です。玉野さんワールドにお連れするために僕ら日々稽古を頑張っているので、ぜひ本番楽しみにしてください。本日はありがとうございました」