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高松一家離散 尼崎東署も捜査せず…父が証言 兵庫県尼崎市の連続変死事件で、自殺した 一家の父、谷本明さん(61)によると、美代子元被告らは2003年2月頃から一家宅に居座って家族間暴力を強いるなどし、谷本さんの長女仲島 谷本さんは自宅を逃げ出し、美代子元被告らが立ち去ってから高松市に戻ったが、04年2月頃、兵庫県警から「谷本さん所有の車が尼崎市の民家前に駐車されたままになっている」と連絡を受けた。 谷本さんは車が保管されていた尼崎東署を訪問。車は、美代子元被告のいとこ李正則被告(38)(殺人罪などで起訴)が勝手に持ち出したとして「(窃盗容疑で)事件にできないか」と求めたが、署員は「身内のことなので」と答えたという。 李被告は、谷本さんの元妻(09年の死亡当時59歳)の兄と義理の親子だった。 谷本さんは茉莉子さんらを捜すため04年夏に尼崎市へ転居。警察は頼れないとして神戸地裁尼崎支部に相談したが、尼崎東署に行くよう紹介された。 このため同年9月に再び同署を訪れ、美代子元被告らに自宅へ乗り込まれ、茉莉子さんらが行方不明になったなどと相談。美代子元被告の自宅マンション名も伝え、「娘らを捜してほしい」と訴えたが、「とりあえず仕事が必要でしょう」と職業安定所を紹介されただけだった。 県警は21日の報告で、谷本さんに「対応しなかった理由などは署員が詳しく覚えておらず、記録もない」と説明したという。 谷本さんは読売新聞の取材に「あの時、警察が動いてくれていれば、茉莉ちゃんも兄も助かったかもしれない」と話した。 一家に関する対応では、美代子元被告らから逃げ出した茉莉子さんが連れ戻される際、友人が県警明石署に相談したが、「家族間の問題」として同署が捜査しなかったことが判明。 香川県警は、17人から36回の相談などがあったのに対応が不十分だったとする検証結果を発表し、谷本さんらに謝罪している。 (2013年4月22日 読売新聞)
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