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Tor使い不正アクセス疑い 15歳少年逮捕
4月25日 21時46分

発信元の特定を難しくする特殊なソフトを使って、東京の会社のコンピューターサーバーに不正にアクセスし、保存されているメールアドレスなどを改ざんしたとして、京都府警察本部は、神奈川県に住む15歳の少年を逮捕しました。

逮捕されたのは、神奈川県横須賀市に住む無職の15歳の少年です。
警察によりますと、少年は、中学3年生だったことし2月、自宅のパソコンから、東京都内のインターネット関連会社のサーバーに侵入し、そこに保存されている他人のメールアドレスや、パスワードを12回にわたって改ざんしたとして、不正アクセス禁止法違反などの疑いがもたれています。
少年は、インターネット上で発信元の特定を難しくする特殊なソフトの「Tor」を使って侵入し、この会社のサイトに、不正アクセスしたことをアピールする表示が出るよう変えていたということです。
「Tor」を使うと通信経路が記録されないため、発信元を追跡するのは極めて困難で、4人の男性が誤って逮捕されたパソコン遠隔操作事件でも悪用されましたが、京都府警は、ネット上に残る僅かな痕跡を丹念にたどることで、少年を特定したとしています。
警察の調べに対して少年は容疑を認め、「不正アクセスがかっこいいと思ってやった。ネット上で有名になりたかった」と供述しているということです。

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