妻としての雅子さま「だよね」と皇太子さまとリラックスムード
2013年4月25日(木)7時0分配信 dot.(ドット)
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皇太子ご夫妻のご結婚からまもなく20年を迎える。20年という結婚生活の中で、皇太子さまと雅子さまの離婚説が、幾度も流れては消えた。実際のところ、お二人の仲はどうなのだろうか。ご夫妻を近くで見た人物は、その様子をこう話す。
「非常に仲がいい。お出かけのときなども後ろで聞いていると、雅子さまは皇太子さまに『――だよね』といったふうにリラックスした雰囲気で話していますよ」
殿下の公務や執務が終わる夕方あたりから1時間程度、お二人で仲良くテニスをすることもある。場所は、東宮御所内のテニスコートや、天皇陛下や皇族方も利用する東京ローンテニスクラブだ。
美智子さまは、スコート姿でテニスをすることが多いが、普段もパンツスーツを愛用する雅子さまは、テニスの際も長いパンツ型のウエアを着用する。「足を出す短パンやスコートを着用なさったのは見たことがありません」(宮内庁職員)。
皇太子さまのテニスはかなりの腕前だ。それだけに、皇太子さまがサーブなどで失敗すると雅子さまが、「あーあ」といった表情を見せて明るい声で笑うなど、和やかな空気が流れている。
そうはいっても、雅子さまは、結婚当初から皇太子さまに気を配り、立ててきた。宮内庁関係者によれば、雅子さまは、皇太子さまとの身長差を考えて、ヒールが4、5センチのパンプスを履くように気遣いをしてきた。また、公務の際にかぶる帽子もなるべく身長が低く見えるようなデザインを選んでいるという。
ご一家だけの空間では、リラックスした表情を見せる雅子さまだが時折、ひどくふさぎ込んでしまい、皇太子さまが雅子さまをサポートする場面もよく目撃されている。
かつて天皇ご一家の警護の責任者を務め、東宮侍従長として皇太子ご一家に仕えた末綱隆氏は、知人にこうこぼしていたという。「雅子さまとは直接、お話をできない状況です。お出かけの有無などは皇太子さまを通じてお返事を頂くしかないのです……」。
こんな話もある。両陛下に近い人物が、偶然立ち寄り先に皇太子ご夫妻がいらっしゃることがわかり、ごあいさつをしようとしたところ、ひどく待たされたことがあった。あとで東宮職員に理由を尋ねると、こう説明したという。
「ご面会の旨をお伝えしたところ、妃殿下が取り乱されてしまったのです。殿下が妃殿下の気を静めるのに時間を要したのです」
いまは、雅子さまを皇太子さまが懸命に支え、夫婦で寄り添いながら歩んでいる時期なのだろう。
※週刊朝日 2013年5月3・10日号