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首相 日本文化の海外発信で法改正も4月25日 21時46分
参議院予算委員会は、経済財政をテーマに集中審議を行い、安倍総理大臣は、アニメなど日本独自の文化の海外への発信力を強化する取り組みについて、「日本をブランド化することは成長戦略において極めて重要だ」と述べ、必要な法改正を進めるなどして経済の成長戦略に盛り込む考えを示しました。
この中で安倍総理大臣は、アニメなど日本独自の文化の海外への発信力を強化する取り組みについて、「日本をブランド化することは、成長戦略において極めて重要だ。食、ファッション、伝統文化は世界を魅了する可能性を秘めているのに、これまでは、戦略的に売り込んでこなかった」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は、「日本の優れた放送番組が十分に海外で放映できていない。今は、権利の関係で、すべての出演者の了承を得ないと輸出できないが、法改正も含めて輸出しやすくすることで、海外で日本の番組を見た人が、『日本に行ってみよう』ということになり、日本のソフトパワーを強化する道につながる」と述べ、必要な法改正を進めるなどして経済の成長戦略に盛り込む考えを示しました。
さらに、安倍総理大臣は経済の成長戦略について、「第1の矢の金融緩和が非常に効果を上げたのは、日銀の黒田総裁が物価安定目標をおおむね2年で達成すると約束し、副総裁も職責をかけるとはっきり述べたことで市場が反応した。成長戦略も同じで、政府の日本経済再生本部で、責任を持って実行し、国民があすの経済に自信を持てるようにしていきたい」と述べました。
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