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歌手の田端義夫さん死去 「十九の春」「大利根月夜」

写真:田端義夫さん=1965年ごろ拡大田端義夫さん=1965年ごろ

 「大利根月夜」や「十九の春」など多くのヒット曲を歌い、“バタやん”の愛称で親しまれた歌手の田端義夫(たばた・よしお、本名田畑義夫〈たばた・よしお〉)さんが東京都内の病院で死去したことが、25日わかった。94歳だった。

 1919年、三重県松阪市生まれ。3歳で父を亡くし、商家での丁稚(でっち)奉公や旋盤工で家計を支えながら独学で歌とギターを身につけた。

 38年にアマチュアコンクールで優勝し、39年「島の船唄」でプロデビューした。同年発表の「大利根月夜」が大ヒット。続く「別れ船」や46年の「かえり船」などの“船シリーズ”、「玄海ブルース」(49年)とヒットを連発した。一時期人気が低迷したが、63年に「島育ち」がヒット、紅白歌合戦に初出場し、“奇跡のカムバック”と言われた。

 75年には沖縄の愛唱歌「十九の春」を歌ってヒット。胸元までギターを抱え上げて「オース!」と気さくにあいさつしながら登場するスタイルと、音域の広さは晩年まで健在だった。その後も、BEGINの比嘉栄昇作詞・作曲の「旅の終わりに聞く歌は」や「涙そうそう」を発表し、70年を超す歌手人生を凝縮したような味わい深い歌唱を披露していた。

 89年、勲四等瑞宝章。95〜03年、日本歌手協会会長を務めた。今年5月18日から、ドキュメンタリー映画「オース!バタヤン」が公開される。

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