Excel超入門
Excel画面の各部の名称とメニューバーとツールバー
Excel画面の各部の名称
Excel2000を起動したときの画面を下に示します。
Excelで何らかの作業をする場合、この画面上で作業します。各部分の名称は操作を理解する上で必要です。各部の名称とおおよその意味・機能をまず覚えましょう。

図1 Excel画面各部の名称
- タイトルバー
ファイル名が表示される。
- メニューバー
Excelでできるすべての操作を分類してあるバー。「ファイル」や「編集」
などのメニューをクリックすると関連する操作の一覧が表示され、目的の操作
を選択して実行できる。
- >標準ツールバー
よく使われる操作をボタンにして登録してあるバー。各ボタンをクリックする
と登録された操作を実行できる。
- 書式設定ツールバー
よく使われる書式設定の操作をボタンにして登録してあるバー。各ボタンを
クリックすると登録された操作を実行できる。
- 数式バー
選択しているセル(アクティブセルという)に入力された数値や
文字、数式が表示される。
- セル
ワークシートを構成する1つのマス目。数値や文字、数式などを入力する。
選択しているセルをアクティブセルという。
- ワークシート
Excelの作業領域のことで、複数のセルで構成されている。Excelのファイル
(ブックという)は何枚かのワークシートからできている。
- ステータスバー
選択した操作や、ボタンの説明、現在の作業状態などが表示される。
- シート見出し
ワークシートの名前。選択されているワークシートの名前は白くなる。
見出しをクリックしてワークシートを切り替えることができる。
- 行番号
行の位置を示す数字。
- 列番号
列の位置を示す英字。
- スクロールバー
このバーを左クリックしたまま、上下(または左右)に動かすと、
ワークシートを動かすことができる。
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メニュー・バー
Excel立ち上げた(起動した)とき、画面の一番上に表示される下図のバーを「
メニュー・バー」といいます。

図2 メニュー・バー
メニュー・バーの日本語の表示部(例えば「ファイル」)をクリックすると、下図のように、いろいろなコマンド(命令)が表示されますので、マウスで指してクリックすると、コマンドが実行されます。

図3 メニュー・バーのコマンド
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ツール・バー
ツール・バーの下に表示される、下図のような、小さな絵(「
アイコンといいます)がたくさん表示されているバーを「
ツール・バー」といいます。

図4 ツール・バー
ツール・バーに表示された各アイコンは、Excelの種々のコマンド(命令)を表します。
このアイコンをクリックすると、コマンドを直ちに実行します。
Excelのコマンドの中でもよく使うコマンドをツール・バーの中にアイコンで表示しています。
こうすると、メニュー・バーからコマンド実行するより、素早くコマンドを実行することができます。
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ツール・バーは表示させたり、非表示にさせたりできます
Excelを立ち上げると、標準では、ツール・バーは上に示したようなアイコンが表示されていますが、もし何らかの理由で表示されていないときは、次のようにすると表示されます。
- 「メニュー・バー」ー「表示」をクリックする。

図5
- 「ツールバー」をマウスで指すと、さらにコマンドの小窓が表示されるので、「標準」と「書式設定」にチェックが入っているかどうかを確認します。

図6
もし、チェックが入っていなければ、マウスでクリックして、チェックを入れると、ツールバーが表示されます。
もし、チェックが入っているのに、ツールバーが見あたらないときは、次の項目を検討してください。
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ツールバーの移動
ツールバーはExcelの画面内を自由に動かすことができます。
下図のように、ツールバーの中に「浮き出たような縦棒」があります。

図7
この部分をマウスで左クリックしたまま、ドラッグして下の方に動かすと、下図のようにツールバーを動かすことができます。

図8
このように、ツールバーは、Excelの画面内を動くことができる、という性質がありますから、ツールバーは必ずしも画面上部にあるとは限りません。しばしば、画面の下にある場合があります。もし、ツールバーが画面の上になければ、下の方にないか探してください。もし、見つかったら、マウスで
ドラッグ(左クリックしたまま、動かす)し、画面の上部までもってきたら、マウスの左クリックを離してください(
ドロップという)。これでツールバーが画面上部に表示されます。
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