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特許庁がインフォグラフィックスを活用4月24日 14時43分
特許庁は、公文書をより分かりやすいものにするため、今年度の年次報告書の表紙に、政府が発行する公文書としては初めて、インフォグラフィックスと呼ばれる手法を使ったデザインを民間から採用することになりました。
インフォグラフィックスとは、統計データなどの情報を、コンピューターグラフィックスなどを使って、分かりやすくデザインする手法で、企業広告や報道などの分野で利用が広がっています。
特許庁は、ことし6月末ごろに発行する今年度の年次報告書の表紙にインフォグラフィックスを使ったデザインを採用することを決め、政府の公文書としては初めて、民間からデザインを募集することになりました。
デザインのテーマは「世界に羽ばたくニッポンの知財」で、日本の技術貿易黒字の統計データなどを使うことで、日本の知的財産戦略の重要性を表現してほしいとしています。
デザインの募集は、経済産業省などが運営するインフォグラフィックスを普及させるためのウェブサイト「ツタグラ」を通じて行われます。応募は来月20日までとなっています。
欧米では、納税者や国民の理解を深めるため、政府の公文書でもインフォグラフィックスの利用が広がり始めています。
特許庁では「インフォグラフィックスを使うことで、特許庁が抱えるデータの活用を促すとともに、日本の知財戦略の重要性について、より分かりやすく伝わるようにしたい」としています。
「ツタグラ」のアドレスは以下のとおりです。
www.tsutagra.go.jp
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