2013.4.25 05:05

今年は鬼門ちゃうで!虎・西岡、猛打賞で竜倒や!(4/4ページ)

8回、中日・井端弘和を併殺に打ち取った阪神・西岡と鳥谷=ナゴヤドーム(撮影・白鳥恵)

8回、中日・井端弘和を併殺に打ち取った阪神・西岡と鳥谷=ナゴヤドーム(撮影・白鳥恵)【拡大】

 今季4度目の猛打賞で29安打はリーグ3位。鬼門知らずの新戦力が、2戦目で早くも勝利をもたらした。ナゴヤドームでは4年連続で負け越し、昨季は2勝9敗1分け。開幕から敵地で勝つのに10戦を要したが関係ない。西岡に触発され、マートン、鳥谷も二盗を決めた。チーム3盗塁は今季初だ。2メートル3の巨漢右腕カブレラを揺さぶり、攻略した。

 西岡は「内容より結果にこだわっている。勝てば全部大きいです」と溜飲を下げた。ヒットメーカーでスピードスターの背番号「7」が猛虎再生の中心にいる。(山田結軌)

★「一体感」メーカー

 西岡はまさにムードメーカー。気質は大阪桐蔭高時代からあった。体育祭のリレーではアンカーを務めることがやはり多かった。トップでゴールすると仲間とともに決めポーズ。虎にも好プレーが飛び出すと指を3本突き立てるポーズを持ち込んだ。右翼の福留が難しい打球を好捕しても「イージー、イージー(簡単、簡単)」とイジる。一体感を生む「メーカー」としても欠かせない存在となっている。

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(紙面から)