高橋愛かすれ声で熱演　終了後のど手術

　元モーニング娘。の高橋愛（２６）の主演舞台「もしも国民が首相を選んだら」が２４日、東京・代々木の全労済ホールで初日の幕を開けた。

　高橋は今月１２日、「両側声帯結節」を患ったため、この舞台終了後にのどの手術を受けることをブログで発表。２月後半からのどに違和感を覚え、検査を受けた結果、声帯に塊ができて発声障害をもたらす「声帯結節」と診断された。

　今作はモーニング娘。を卒業後、初の座長公演。自身も心待ちにしていた舞台だけに強行突破を決意。時折かすれ声になっても、笑顔と元気いっぱいに首相公選に立候補する若手女性議員役を熱演した。

　先輩の石川梨華（２８）や後輩グループ「スマイレージ」の和田彩花（１８）と福田花音（１８）も出演する。公演前の会見で、高橋は「私のせいでいろんな方に迷惑をかけてしまって申し訳ないです」と謝罪。その上で「６月に朗読劇『私の頭の中の消しゴム』に出演する機会があるので、それまでに必ず治します！！」と宣言した。

　公演は３０日まで。その後、入院を必要としない手術を受けるが、術後３０日ほどは声を出せないそうで、ＮＨＫＢＳ１のレギュラー番組「サッカープラネット」（日曜午後１１時）は数週間出演を見合わせる予定。