偶然Racquet Sports Industoryのサイトを見ていて、ちょっとびっくりするニュースが目に止まりました。
なんとasicsからラケットが登場するというアナウンスが出たようです。
当初は3モデルでクラブプレーヤー向けの3モデルだけのようですが、これからツアーモデルなんかも出てくるかもしれませんね。
アナウンスでは投入時期は2013シーズンとだけありましたが、別のソースによると今週末あたりからオンラインのショップなどでも扱いが始まるようです。
最初に投入されるモデルはいわゆるパワー系のオーバーサイズモデル(109 / 116 / 125 sqinch)からで、価格は189USD。
特徴としては
- ティアドロップ型フレーム
- 長いメインストリングス
- 変わった形のストリングパターン
というもののようです。
以前、Wilson [K] Threeを入手して使ってみて驚いたのがスピン性能。猛烈にスピンが掛かって落ちてくれるんですね。
この手のデカいフェースの場合、ストリングスのマス目が大きくなるから、最近16x15のSteam99/105Sとかでしきりにプロモーションしてる「スナップバック」と同様の原理が働いてるんですよね、きっと。
そういう意味ではこのasicsのモデルもSteamの16x15みたいに極端な粗さではないにしても、似たメリットが享受できるんじゃないかと予想してます。
ラケット市場への拡大によって、asicsはシューズ、アパレル、ラケット、バッグ、アクセサリとテニス全域をカバーできる製品ラインが揃ったことになります。
asics America Corporationからのリリースですが、日本での展開がどうなるのか、今後ツアーモデルがでてくるのか、モノ作りは日本でやるのか、など、いろいろ興味があるところです。
asicsの製品開発力や製造のクオリティがフレームの開発に活かされるといいものが出来そうな気がするんですけど、どうなんでしょうかね。(ツアーモデルではないからそこまで注力はしないかもしれませんが)
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