【ニューヨーク=川上穣】米日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が25日発表した2012年10~12月期決算は、純利益が40億5700万ドル(約3700億円)と前年同期の2.4倍に膨らんだ。前年に計上した過去の買収案件の評価損がなくなったことに加え、主力の米市場が持ち直したことが寄与した。好決算を受け、13年6月通期の1株利益見通しを引き上げた。
売上高は同2%増の221億7500万ドル。値下げや新商品の投入で米市場で販売が持ち直した。外国為替相場は1%の減収要因になったが、全体の売り上げ増で増収を確保した。ただキンバリー・クラークやユニリーバなど同業他社に比べると増収率は見劣りする。
同社は全従業員の約1割を対象とした5700人の削減を実施中。こうしたコスト削減策も業績の改善に寄与しているといい、通期の収益予想を引き上げた。
P&G、純利益、決算、キンバリー・クラーク、ユニリーバ
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