【NQNニューヨーク=古江敦子】8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前週末比0.55ドル安の1バレル89.33ドルで終えた。世界的な景気の減速懸念が強まり、原油需要が伸び悩むとの思惑が広がった。目先の需給の緩みを意識した売りが優勢となった。
世界銀行が8日付のリポートで、中国の経済成長の減速を主因に東アジアの2012年の成長率が鈍化すると指摘した。11月物は一時88.21ドルと、前週末の終値から2%近く下げた。
根強い欧州債務問題の先行き不透明感から、外国為替市場でドルがユーロに対して上昇したことも相場の重荷だった。ドル建てで取引される原油の割高感が増し、売りにつながった面があった。
ガソリンは3営業日ぶりに反落。ヒーティングオイルは続落した。
NYMEX、ウエスト・テキサス・インターミディエート、NY原油、ガソリン
日経平均(円) | 13,843.46 | +313.81 | 24日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 14,698.46 | -21.00 | 24日 15:18 |
英FTSE100 | 6,431.76 | +25.64 | 24日 16:35 |
ドル/円 | 99.44 - .48 | -0.06円高 | 25日 4:13 |
ユーロ/円 | 129.50 - .54 | +0.24円安 | 25日 4:13 |
長期金利(%) | 0.590 | +0.005 | 24日 16:40 |
NY原油(ドル) | 89.18 | +0.42 | 23日 終値 |
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