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商品の説明
内容紹介
お久しぶりです。漫画家の藤臣柊子でございます。
もっと早く、みなさまのもとへこの本をお届けしようと思っていたのですが、連載中に体調が激変し、“呼吸すら危うい状態"になってしまったため、泣く泣く休載せざるを得ませんでした。本当に申し訳ございません。てかマジで死ぬかと思いましたよ(詳しくは中の漫画をお読みくだされ)。
そして、「うつのち晴れ」というタイトルで始まったウェブ連載中になんと、私の病名が変わりました。その名も、「そううつ病(双極性障害II型)」
そうなんです。もう、うつ病患者ですらなくなってしまった私。いやもう本当にいろいろなことが起こった6年間でした(長すぎるっつーの! )。その過酷で試練の多かった数年間を凝縮したのがこの本でございます。
そもそもの連載は、うつ病患者だった私が、漫画で分かりやすくうつとの付き合い方や考え方をアドバイスしましょう、というわりと第三者目線の内容だったのです。
私が初めてうつ病罹ったのは、24歳の時。今から20年以上も前になります。その間、ずっとうつ病だったわけではなく、約10年以上は、バリバリ連載をこなし、取材旅行と称しては、いつも日本中をフラフラ飛び回っていました。
うつとのお付き合いも20年を超えると、なるべく人ごみを避けたり、マイナスオーラの人には近づかないようにしたり、かなりコントロールが効くわりあいと良好な関係を築いておりました。
この連載がスタートした2007年。開始当初は締め切りもきちんと守り、元気に仕事をしていました。
ところが! なぜだか分かりませんが、徐々に原稿が遅れはじめ、翌年の2008年には、連載のペースが完全に落ちてきてしまったのです。
このあたりから自分の心に、うすら寒い風が吹き始めまるのを感じていました。それが最後には暴風雨に変わるのですが…。(はじめに より)
渾身のコミックエッセイ!
もっと早く、みなさまのもとへこの本をお届けしようと思っていたのですが、連載中に体調が激変し、“呼吸すら危うい状態"になってしまったため、泣く泣く休載せざるを得ませんでした。本当に申し訳ございません。てかマジで死ぬかと思いましたよ(詳しくは中の漫画をお読みくだされ)。
そして、「うつのち晴れ」というタイトルで始まったウェブ連載中になんと、私の病名が変わりました。その名も、「そううつ病(双極性障害II型)」
そうなんです。もう、うつ病患者ですらなくなってしまった私。いやもう本当にいろいろなことが起こった6年間でした(長すぎるっつーの! )。その過酷で試練の多かった数年間を凝縮したのがこの本でございます。
そもそもの連載は、うつ病患者だった私が、漫画で分かりやすくうつとの付き合い方や考え方をアドバイスしましょう、というわりと第三者目線の内容だったのです。
私が初めてうつ病罹ったのは、24歳の時。今から20年以上も前になります。その間、ずっとうつ病だったわけではなく、約10年以上は、バリバリ連載をこなし、取材旅行と称しては、いつも日本中をフラフラ飛び回っていました。
うつとのお付き合いも20年を超えると、なるべく人ごみを避けたり、マイナスオーラの人には近づかないようにしたり、かなりコントロールが効くわりあいと良好な関係を築いておりました。
この連載がスタートした2007年。開始当初は締め切りもきちんと守り、元気に仕事をしていました。
ところが! なぜだか分かりませんが、徐々に原稿が遅れはじめ、翌年の2008年には、連載のペースが完全に落ちてきてしまったのです。
このあたりから自分の心に、うすら寒い風が吹き始めまるのを感じていました。それが最後には暴風雨に変わるのですが…。(はじめに より)
渾身のコミックエッセイ!
内容（「BOOK」データベースより）
元祖・うつ漫画家の迷走日記。精神科医大野裕先生とのスペシャル対談を収録。
登録情報
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カスタマーレビュー
最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、4人の方が、｢このレビューが参考になった｣と投票しています。
By みたか
VINE™ メンバー
Amazon.co.jpで購入済み
興味の持ち方が悪いのだとは思います。思いますが、「鬱の強く出る躁鬱病と、たんなる鬱病との違いは？ 診断がここまで遅れたのはなぜ？ そして、治療法はどう違うの？」といった興味は、この本では解決されません。
どうしても鬱が治らない患者は、「もしかしたら診断ミスでは？ こういった事例もあるのだし、どこで違いを判断したらよいのか」と、藁をもすがる気持ちで本書を手にする可能性もあると思うのです。
躁鬱病は、鬱病よりもはるかに発生率の低い病で、また遺伝因子の影響が大きいためカムアウトする人は少なく、だからこそ、その辺のところをしっかり描いて欲しかったです。
何をきっかけに診断名が変わったのか。その結果治療法がどう変わったのか。
その辺をもっと詳しく知りたかった。
どうも違う病気ではないかと思われるふしがある。病気が違うと薬が違う。で、変わった薬で病気がやや好転したからその診断で正しいというのは、ちょっと乱暴ではないでしょうか？
実は精神科の薬は、時々相互入れ替えをしてつかうものなのです。
鬱病でも、統合失調症の薬が効くことがあります。しかし本当の統合失調症だった場合には、その結果薬が必要なくなることはけっしてありません。
統合失調症の薬が効き、ついには薬が必要ないところまで回復した。では、その病気はなんなのか？ 誰にもわからないといえば、わからないのです
とても難しい問題ですが。
どうしても鬱が治らない患者は、「もしかしたら診断ミスでは？ こういった事例もあるのだし、どこで違いを判断したらよいのか」と、藁をもすがる気持ちで本書を手にする可能性もあると思うのです。
躁鬱病は、鬱病よりもはるかに発生率の低い病で、また遺伝因子の影響が大きいためカムアウトする人は少なく、だからこそ、その辺のところをしっかり描いて欲しかったです。
何をきっかけに診断名が変わったのか。その結果治療法がどう変わったのか。
その辺をもっと詳しく知りたかった。
どうも違う病気ではないかと思われるふしがある。病気が違うと薬が違う。で、変わった薬で病気がやや好転したからその診断で正しいというのは、ちょっと乱暴ではないでしょうか？
実は精神科の薬は、時々相互入れ替えをしてつかうものなのです。
鬱病でも、統合失調症の薬が効くことがあります。しかし本当の統合失調症だった場合には、その結果薬が必要なくなることはけっしてありません。
統合失調症の薬が効き、ついには薬が必要ないところまで回復した。では、その病気はなんなのか？ 誰にもわからないといえば、わからないのです
とても難しい問題ですが。
5 人中、4人の方が、｢このレビューが参考になった｣と投票しています。
By がしゃ
Amazon.co.jpで購入済み
エッセイマンガの草分け・そしてメンタル系体験マンガの元祖とも言える藤臣さんの新刊。
単行本は3年ぶりだそうで、まさに待ってました！お元気でしたか？という感じです。
双極性障害の体験談は躁状態が強く表れる「１型」のものが多いようで
（中島らもさんの「心が雨漏りする日には」など）
２型と思われるものはあまり見かけません。
うつ病から双極性障害２型と診断変更された藤臣さんの話に期待していましたが
特に躁鬱という括りの話もなく患者としてはちょっと残念でした。
うつ(躁鬱)とはいえひたすら体調不良全般の話で、これならタイトルは
「人生とはなんだ」シリーズからの続きでもよかったんじゃないかと思います。
巻末は大野裕先生との対談がついてて、これでちょっとだけ深く掘り下げる感じかな。
（そういえば大野先生は「ツレがうつになりまして」の作者とも共著を出していますね）
専門書を読むほどではないけど「精神疾患ってどんな感じなの？」と知りたい方にはおすすめです。
単行本は3年ぶりだそうで、まさに待ってました！お元気でしたか？という感じです。
双極性障害の体験談は躁状態が強く表れる「１型」のものが多いようで
（中島らもさんの「心が雨漏りする日には」など）
２型と思われるものはあまり見かけません。
うつ病から双極性障害２型と診断変更された藤臣さんの話に期待していましたが
特に躁鬱という括りの話もなく患者としてはちょっと残念でした。
うつ(躁鬱)とはいえひたすら体調不良全般の話で、これならタイトルは
「人生とはなんだ」シリーズからの続きでもよかったんじゃないかと思います。
巻末は大野裕先生との対談がついてて、これでちょっとだけ深く掘り下げる感じかな。
（そういえば大野先生は「ツレがうつになりまして」の作者とも共著を出していますね）
専門書を読むほどではないけど「精神疾患ってどんな感じなの？」と知りたい方にはおすすめです。
3 人中、2人の方が、｢このレビューが参考になった｣と投票しています。
By さきこマイラブ
トップ500レビュアー
Amazon.co.jpで購入済み
うつ病であることをカミングアウトしている藤臣柊子さん久々の新作。
この本が出版されるまでの間，藤臣さんが病気でのた打ち回るような苦しみに耐えていた状況が漫画と文章で克明に綴られている。
同じうつ病患者の私としては，共感＆実感できる内容ばかりであり，胸が痛んだ。
いったん負の迷路に迷い込んだら自分ではもうどうにもならないし，他人もあてにならない。まさに孤立無援の戦いである。
しかし，そんな苦しみはあなただけじゃないよ，いつかきっといいことあるよとさりげなく教えてくれている。
この本が出版されるまでの間，藤臣さんが病気でのた打ち回るような苦しみに耐えていた状況が漫画と文章で克明に綴られている。
同じうつ病患者の私としては，共感＆実感できる内容ばかりであり，胸が痛んだ。
いったん負の迷路に迷い込んだら自分ではもうどうにもならないし，他人もあてにならない。まさに孤立無援の戦いである。
しかし，そんな苦しみはあなただけじゃないよ，いつかきっといいことあるよとさりげなく教えてくれている。
リストマニア
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