EpgDataCap_Bon 10.66 & TVtestで録画、視聴のテスト

EpgDataCap_Bon 10.66 & TVtestで録画、視聴の環境がこれで整ったと思います。
さて、これらが正常に作動しなければ意味がありません。

正常に録画、視聴する為に何をテストしたら良いか?
これらを一連の作業で順番を追ってテストしてみたいと思います。

EpgTimerを起動し、「EPG取得」を行ってください。
取得後、番組表が表示されますので、適当に今現在放送中の番組の上にマウスカーソルを置き、右クリックを押すと以下のように表示されるはずです。
WS0003794

「予約追加」→ 「プリセット」→ 「デフォルト」
(特に何もプリセットを指定しない場合の表示です。)


この状態で予約登録すると、番組表のデフォルト表示では緑色で枠が付き、録画が開始されます。
WS000382

使用しているチューナーも念のため、確認しておきましょう。

「仕様予定チューナー」タブを選び、どのチューナーが動作しているかが確認できます。
WS000383
上記画面では、DonDriver_PT3-T0.DLLが使用され、番組の名称も表示されています。
このままで、録画を続けてみましょう。

ちなみに同時に複数録画をする事も可能です。
PT3,PT2の枚数にもよりますが、それぞれ1枚あたり 地デジx2 BS/CSx2合計4番組同時録画する事が可能です。
それでは実際にやってみます。

番組表から同じように、チューナーの数を考えながら同じように録画指定してみて下さい。
番組の途中でも録画は出来るので登録してみましょう。
地デジ4番組(PT3,PT2併用)とBSを2番組録画してみました。
EPGの番組表はこんな感じに表示されます。
WS000384

使用予定チューナーの表示はこの様になります。
WS000385

ここで注意したいのが、自分ではチューナーが足りていると思っていても足りないケースになります。
この場合には上記SSの画面右端の「チューナー不足」の欄に表示されますので予約登録した場合には確認してみるのもひとつの手段になります。

なお、録画が終わった番組は自動的に消されます。
番組の途中で録画、または終了させた場合には以下のような画面で確認できます。
「録画済み一覧」タブ
WS000386

黄色く表示されている部分に一部しか録画出来なかった場合などのエラー。
赤く表示されている部分にはエラーログが確認できます。
(録画した際のファイルが残っていないと参照できませんので注意が必要です。)

赤く表示されている部分をダブルクリックすると以下のような画面で確認できます。
「番組表示」タブにて番組の情報が得られます。
WS000387

次に、「エラーログ」タブをクリックすると以下のようにエラー内容が確認できます。
ここでのエラーを見てみると、若干のドロップが確認できます。
2012/07/18 09:21:52 Drop:6 Scramble:0 Signal: 23.71
Drop:信号にエラーが乗っている場合に表示されます。数値が大きいほど再生時に影響が出ます。
Scramble:受信した番組のスクランブル解除がどれくらい出来たか確認できます。
Signal:受信状態時のdB値です。あまりにも低いとDropエラーが表示されるケースが多いです。
この場合、受信レベルが若干低くなっていますが、その影響でDropエラーが出ていると推測されます。
WS000388

「再生」ボタンがありますが、これは設定から再生するソフトを指定すれば再生できます。
普段から使いやすいソフトなどを設定すると良いでしょう。
*再生ソフトによっては.tsファイルが再生されません。

ちなみにエラーが発生していない場合には以下のように表示されます。

PID: 0x0000  Total:    18210  Drop:        0  Scramble:         0  PAT
PID: 0x0010  Total:      910  Drop:        0  Scramble:         0  NIT
PID: 0x0011  Total:    11768  Drop:        0  Scramble:         0  SDT/BAT
PID: 0x0012  Total:   339287  Drop:        0  Scramble:         0  EIT
PID: 0x0014  Total:      364  Drop:        0  Scramble:         0  TDT/TOT
PID: 0x0023  Total:      838  Drop:        0  Scramble:         0  SDTT
PID: 0x0024  Total:     1093  Drop:        0  Scramble:         0  BIT
PID: 0x0401  Total:    18210  Drop:        0  Scramble:         0  PMT(ServiceID 0x0102)
PID: 0x0601  Total:    18191  Drop:        0  Scramble:         0  ECM
PID: 0x0A01  Total:    27586  Drop:        0  Scramble:         0  PCR
PID: 0x1001  Total: 18626464  Drop:        0  Scramble:         0  MPEG2 VIDEO
PID: 0x1041  Total:   242791  Drop:        0  Scramble:         0  MPEG2 AAC
PID: 0x1051  Total:   242791  Drop:        0  Scramble:         0  MPEG2 AAC
PID: 0x1C06  Total:     4489  Drop:        0  Scramble:         0  字幕

使用BonDriver : BonDriver_PT3-S1.dll

使ったBonDriverも分かるので故障した際などのログの追っかけなどに有効です。

では、録画されたファイルはどのようになっているのか見てみましょう。
録画するファイルを格納しているフォルダを見ると以下のようになっています。

ひとつの番組につき3つのファイルが出来上がっているのが確認できます。
.tsファイル→録画した番組の映像ファイルです。
.err→エラーなどログ情報が入っています。エラーが発生していなくても生成されます。
.program.txt→番組情報が格納されています。何時からのどのチャンネルの番組などが分かります。

では録画できたファイルを再生してみます。
スクランブル解除が出来ていない場合には再生されません。
失敗時にカードリーダが録画中に点滅(LEDありの場合)などアクセスしていたかどうかなども重要になってくるので注意が必要です。
WS000390

見事に再製されればこのテストは終了です。

次に、EpgTimerの番組表から特定の番組の録画指定出来るかどうかの確認をします。
「自動予約登録」タブを開き、一番右端の「追加」ボタンをクリックします。
WS000391

「検索キーワード」に録画したい番組名を入力します。
次に、その番組がどのデジタルチャンネルで放送されるかチェックを入れます。
「地デジ」放送だけの番組ならば「地デジ映像のみ」と言う風にします。
どのチャンネルでも良いので録画したい、チャンネルが分からない等と言った場合には「映像サービスのみ」をチェックすれば、地デジ、BS/CSから探してくれます。

チェックが済んだら、「検索ボタン」をクリックすると検索結果が下の画面に一覧で出てきますので良ければ「自動予約登録条件に追加」を選べば登録完了です。
WS000392

近い時間帯のテレビ番組を登録しておけば予約が動くか確認できます。
録画予約は「予約一覧」タブで確認できます。
WS000393

時間になり、しっかりと録画が開始され終了すれば大体の確認は終了です。
これで好きな番組をどんどん登録して録画を楽しんでください。

次に、TVtestとの連動テストになります。

EPGの番組表のチャンネル名称の部分にマウスカーソルを当ててダブルクリックするとTVtestが起動します。
起動しない場合は過去の記事を良く読み返してみてください。
この様に起動し見ることが出来ます。
WS0003795

チャンネルを変える場合にも放送局の部分をダブルクリックでチャンネルが変えられます。
視聴出来るチャンネルを試しておくと良いでしょう。

勿論ですが、TVtestの機能を使いチャンネルを変更したり、指定ドライバを選択することも出来ます。

以上で、EpgDataCap_Bon 10.66 & TVtest 録画、視聴確認テストは終了です。

お疲れ様でした。

次回は良くあるトラブル等について記述したいと思います。
参考になれば幸いです。