社債詐欺:北茨城の男性、1500万円被害 /茨城
毎日新聞 2013年04月24日 地方版
高萩署は23日、社債購入を持ちかけられた北茨城市の自営業男性(72)が1500万円をだまし取られたと発表した。男性は計3回にわたり、大手証券会社の社員を名乗る男に現金を渡したものの、社債の利息が振り込まれないことから被害に気づいた。同署は詐欺事件とみて捜査している。
同署によると、男性は2月上旬、男から電話を受け、「太陽光発電の技術開発を行う会社の社債を購入すれば、額面の3・3倍で買い取る」と勧誘された。数日後に太陽光発電の会社のパンフレットが届いたことから信用し、2〜3月に自身が経営する店舗に来た男に対し、現金を500万円ずつ手渡していたという。【玉腰美那子】