【編集委員・浅井文和】C型肝炎の治療薬として開発された飲み薬が、注射薬のペグインターフェロンと同程度の効果があることを米テキサス大などの研究チームが確認した。米製薬企業がこの新薬による治療を米食品医薬品局(FDA)に承認申請した。飲み薬だけのC型肝炎治療に道を開きそうだ。米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン電子版に論文が掲載された。
C型肝炎は、免疫力を高めるペグインターフェロンと抗ウイルス薬リバビリンを併用する治療が標準的。だが、ペグインターフェロンは週1回、病院などで注射を受ける必要があり、仕事の都合や副作用への心配で受けにくい人もいた。
研究チームは約500人のC型肝炎患者を2群に分け、一方はペグインターフェロンの注射とリバビリンで治療し、もう一方はペグインターフェロンの代わりに、ウイルスの増殖を抑える飲み薬「ソフォスブビル」を使った。
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