関西電力:「脱原発依存」京都市も株主提案へ
毎日新聞 2013年04月23日 22時56分
関西電力の株主である京都市の門川大作市長は23日、6月末に予定されている同社の株主総会で「脱原発依存」などを株主提案する意向を明らかにした。株主の大阪、神戸両市と同調できるものは共同提案する方針で、協議を進めている。
京都市は昨年、脱原発依存のほか、発送電分離の促進や経営の透明性確保など計7議案を提案したが、すべて否決された。このうち3議案は3市の共同提案だった。
門川市長は「今年もほぼ同じ提案内容になる」とした上で、「市民にとっても日本にとっても大切な課題。(可決への)厳しい状況は変わらないと思うが、主張をやめてはならない」と述べた。【土本匡孝】